メシカ、最大級の天然ブルーダイヤモンド「オカバンゴ・ブルー」をあしらったネックレスを発表

Fashion

2026.07.15

メシカ、最大級の天然ブルーダイヤモンド「オカバンゴ・ブルー」をあしらったネックレスを発表
2005年にアーティスティック・ディレクターのヴァレリー・メシカによって創設されたパリ発のハイジュエリーメゾン「メシカ(MESSIKA)」が、アフリカのボツワナで発見された希少な天然ブルーダイヤモンド「オカバンゴ・ブルー」をあしらったジュエリーを発表した。「オカバンゴ・ブルー」の所有権を持つボツワナ政府からの依頼によって制作されたもので、国の至宝を世界へと紹介するためだけに創出された貴重な作品だ。

「オカバンゴ・ブルー」という名称は、世界でも類を見ない自然生態系であり、ユネスコ世界遺産にも登録されているオカバンゴ・デルタに由来している

「オカバンゴ・ブルー」という名称は、世界でも類を見ない自然生態系であり、ユネスコ世界遺産にも登録されているオカバンゴ・デルタに由来している

「オカバンゴ・ブルー」は、2018年に世界有数のダイヤモンド産地であるボツワナ・オラパ鉱山で発見された、ボツワナ史上最大の“ファンシー・ディープ・ブルー・ダイヤモンド”。圧倒的なサイズ、最高峰のカラーグレード、VVS1という高い透明度を誇る希少なダイヤモンドであり、発見当初41.11カラットだった原石は、熟練の技術によって20.46カラットの見事な宝石へと磨き上げられた。

「オカバンゴ・ブルー」は、ボツワナの豊かな自然遺産、壮大な地質学的歴史、そして受け継がれてきたダイヤモンド文化を象徴。自然が二度と生み出せないかもしれない、極めて限られた“特別なダイヤモンド”の一つに数えられている

「オカバンゴ・ブルー」は、ボツワナの豊かな自然遺産、壮大な地質学的歴史、そして受け継がれてきたダイヤモンド文化を象徴。自然が二度と生み出せないかもしれない、極めて限られた“特別なダイヤモンド”の一つに数えられている

ジュエリーに仕立て上げたのは、世界的なダイヤモンドディーラーのアンドレ・メシカを父に持ち、1970年代からダイヤモンドに親しんできたヴァレリー・メシカ。自身のブランド「メシカ」では、オリジナルでリラックスした新しいダイヤモンドの着け方をシーズンごとに提案したり、ブランドを象徴する「ムーヴ」コレクションの発表やセレブリティとのコラボレーションなどを通して、創造性に富んだ強いコンセプトを生み出してきた。


本能的な審美眼と現代的な感性を育み、独自の世界観を築いてきた彼女が今回目指したのは、ダイヤモンドを支配することではなく、その根源的な力を最大限に引き出すこと。

ネックレス全体には500石を超えるダイヤモンドがあしらわれ、V字ラインの中心に、現代的なメダリオンとして「オカバンゴ・ブルー」が据えられている。伝統的な「リヴィエール(連続したダイヤモンドネックレス)」を再解釈し、生きたパイソンのように鎖骨に沿って優雅に巻き付くしなやかな構造は、自由で輝きに満ちた新しい女性像を表現。地球の神秘と、現代的な魅力が融合された作品になっている。


また、ボツワナにとって、天然ダイヤモンドは同国の輸出の約80%を支え、公共インフラ整備の原資となるなど国家発展の礎となっている。「オカバンゴ・ブルー」は一企業の所有物ではなく、ボツワナ国民全体の歴史と未来を象徴する存在でもあることから、このデザインは、ボツワナという国家の現実と誇りを映し出している。

地球の悠久の営みの中で誕生し、研磨によって姿を現し、創造の力によって昇華されたこの宝石は、「メシカ」とボツワナ政府との歴史的なパートナーシップを象徴する存在ともいえる。

photos: MESSIKA
text: Tomoe Tamura

メシカ
公式サイト:https://www.messika.com/jp_ja/

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