1996年にイギリス・ロンドンで設立された「ジミー チュウ」のクリエイティブ・ディレクターを務めるサンドラ・チョイが、英国ファッションに貢献したとして、英国王公式誕生日(King’s Birthday)に大英帝国勲章オフィサー(OBE)を受章した。
サンドラは、ブランド創設時のクリエイティブメンバーの一人として「ジミー チュウ」に参画。世界を代表するグローバルラグジュアリーアクセサリーブランドのビジュアルと、エモーショナルなアイデンティティを形作ってきた。
彼女のコレクションは、レッドカーペット、ランウェイ、音楽ステージを飾り、さらにはスクリーンを通じてポップカルチャーの一部として存在感を示し、「ジミー チュウ」をラグジュアリーとカルチャーが交差するブランドへと押し上げた。クラフト、創造性、そして次世代のファッション人材を力強く支援している彼女は、英国デザインを世界に発信し続ける存在だ。

「キャリアをスタートした当初、OBEを受章するとは全く想像もしていませんでした。今回の受章は私個人の成果というだけでなく、30年にわたりジミー チュウに向けてクリエイティビティと情熱を注いできた全ての方々への評価だと感じています。私たちのデザインには、女性の心に変化をもたらし、自信を呼び覚まし、喜びで満たす力があります。そのような仕事が、私の第二の故郷であるこの国から評価されたことを、言葉では言い表せないほど光栄に思います」とコメントを寄せている。

イギリス・ワイト島生まれのサンドラは、ワイト島と香港で幼少期を過ごし、1990年代初頭に学業のためロンドンへ移住。叔父であるジミー・チュウのイーストエンドにあるアトリエで働き、著名人顧客を担当しながらビスポークシューズの製作技術を習得した。
このクラフトへの本質的な感覚は、現在に至るまでブランドの哲学と美学の中心に根ざし、クラフツマンシップとエモーショナルなデザインを不可分なものとして結びつけたことが、ビジネスの成功においても重要な役割を果たしている。
彼女は現在、シューズ、バッグ、アクセサリー、ジュエリー、アイウェア、フレグランスに至るまで、ウィメンズおよびメンズコレクションを統括。彼女のデザインは、これからもさまざまな世代の人たちの特別な瞬間を彩っていくことだろう。
text: Tomoe Tamura
「
ジミー チュウ」
公式サイト:
https://www.jimmychoo.jp