2026年5月24日~6月7日(現地時間、以下同じ)に、パリのスタッド・ローラン・ギャロスで開催のテニスの世界4大大会のひとつ、全仏オープン2026。大会3日目、日本の大坂なおみ選手がインパクト抜群なアップサイクル・ルックでコートに入場し、観客席から大歓声が巻き起こった。マリ・クレール インターナショナルのアメリカ版デジタル記事よりお届け。
大坂なおみ、2026年全仏オープン初戦でナイキの特注ウェアを披露して大歓声を浴び、試合にも勝利
彼女は一回戦から、コート上で全力を尽くした。
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2026年5月、テニス界のレジェンド、大坂なおみ選手はファンに、一つではなく二つも、トロフィー級のルックを披露した。最初のファッション面での大勝利は、5月4日に行われたメットガラ2026で実現した。レッドカーペットで彼女は、ロバート・ウンの白いコートを脱ぎ捨て、ブラッドレッドのマーメイドドレスへと姿を変えた。そして5月26日、全仏オープン2026でウォークオン(試合のためにコートに入場すること)ルックを2パターン披露し、前回のさらに上を行く装いを見せた。
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2週間にわたって行われる大会本戦3日目、大坂選手はドイツのラウラ・シグムンド選手と1回戦を戦った。シグムンド選手を破る約2時間前、大坂選手はファッション部門での初勝利を手にしていた。スタイリストのマーティ・ハーパー(メットガラのルックを手掛けたのと同じクリエイティブチーム)は、スイスのアップサイクル・クチュールブランド、ジェルマニエとのコラボレーションにより、大坂選手のための「アップサイクル・ルック」を制作したのだ。
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彼女はまず、ノースリーブの黒のコルセットに、おそろいの黒のプリーツマキシスカートを合わせて、ローラン・ギャロスのスザンヌ・ランラン・コートに登場。流れ落ちるようなクリスタルとスパンコールが、影の差すコートにオーロラのような輝きを添えていた。デザイナーのケヴィン・ジェルマニエによると、当初このデザインは「アースカラー」を基調とし、ローラン・ギャロスのレッドクレー(赤土)コートとほぼ同じ色合いにする予定だったという。「コート上でサプライズ要素を生み出すため、全面的に黒にすることに決めたのです」と、デザイナーはインスタグラムで明かした。「緊張しましたが、正直に言えば、結果的には当初の計画よりもさらに良い仕上がりになったと思います」
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大坂選手はテニスバッグを置くと、コルセットベストを脱ぎ、カメラマンの前でポーズをとった(エスコートキッズと対戦相手との記念撮影)。そうすることで、セミシアーなマキシスカートに施された、スコートを思わせる精巧なプリーツが際立った。そしてアップサイクルされたナイキのウェアをつなぎ合わせている、くすみゴールドのトップス部分が明らかになったのだ。
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それはゴールドのスパンコールが連なったテニスドレスで、“マキシマリスト”な大坂選手らしいものだった。ウエスト部分は2段のティアードフリルがついており、それぞれに大小のスパンコールがストライプ状にあしらわれている。その上に黒いマキシスカートを重ねていた大坂選手は、ウォーミングアップ前にオンコートルックの全貌(ぜんぼう)を明らかにした。
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大坂選手がベンチ前でジェルマニエのプリーツスカートを外すと、太ももにかかるティアードフリルが現れた。各レイヤーが、大坂選手のミニスカートに目を引くボリューム感をもたらしていた。これは、大坂選手自身はもちろん、ヴィーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹(機能性とインパクトのあるファッションを両立する独自のテニスウェアを着用していたことで有名)が試合用のテニスドレスに求めてきたような存在感だった。
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とはいえ、このミニ丈ルックをこれまで以上にパーソナルなものにしていたのは、このスパンコールかもしれない。大坂選手が装飾を取り入れる場合、ベースの色を目立たせるため、それぞれのアイテムと同色系のラインストーンを選ぶことが多かった(全米オープン2025で披露した、オレンジのドレスに赤い小物を合わせたルックがその一例だ)。もしかすると、メットガラでまとったドレスが、コート上での装いをさらに大胆にしたのかもしれない。
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ナイキのブランドアンバサダーである大坂選手は、仕上げに未発売のコーラルカラーのスニーカー「GP Challenge 1 “Naomi Osaka”」を合わせ、定番のスタイルを貫いた。昨年の全米オープンで着用したモデルと同じ流れなら、こちらも近いうちに店頭に並ぶことになりそうだ。
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ファン(そしてファッション好きの女性たち)にとって幸いなことに、大坂選手は5月28日に行われるクロアチアのドナ・べキッチ選手との2回戦に進出した。彼女のことだから、スタイリストのマーティ・ハーパーとともに、次の試合で着用する衣装の最終調整をすでに進めているに違いない。
※( )内編集部注
translation & adaptation: Akiko Eguchi
関連情報This article was originally published by Meguire Hennes
Marie Claire USA