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億万長者ジェフ・ベゾス夫妻の資金援助も話題!「メットガラ」2026年のテーマが発表に

SergeYatunin / iStock.com

ニューヨーク・メトロポリタン美術館(通称MET)で毎年5月の第1月曜日に行われるファッションの祭典、メットガラ。同美術館の服飾研究所、コスチューム・インスティテュートの特別展のオープニングを飾るこのイベントは、豪華セレブが定められたテーマに沿った華やかな装いでレッドカーペットに集うことで有名。2025年11月17日(現地時間、以下同じ)、2026年のテーマが発表され、早速話題を呼んでいる。マリ・クレール インターナショナルのアメリカ版デジタル記事よりお届け。

2026年メットガラへのカウントダウンが始まった。テーマや共同ホストなどをチェックしよう

5月の第1月曜日が待ち遠しい。

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ファッション好きにとって最高の季節がやってきた。2026年メットガラのテーマの発表である。

昨年のテーマは「Superfine: Tailoring Black Style(華麗なるブラック・スタイル)」という栄光に満ちたもので、それを上回るのは確かに難題だろう。そのときのスタイルアイコンのほんの一例を挙げるなら、ゼンデイヤ、リアーナ、ドーチー、テヤナ・テイラー、ローリン・ヒルがあの象徴的な階段を歩き、その夜は最も記憶に残るメットガラのひとつとして、ファッション史に刻まれた。今、そのドリームチームが再び結集し、前回を上回るべく、精力的に準備に取り組んでいる。

11月17日の早朝、コスチューム・インスティテュートのキュレーター、アンドリュー・ボルトン氏は、長年そうしてきたように、元米版『Vogue』編集長アナ・ウィンター氏と並んで発表の場に登場した。それまでは開催日だけが公表され、その他の情報は関係者が知らされるだけにとどまっていた。いかにもファッション業界らしく、ボルトン氏とウィンター氏の発表を見るには報道関係者用IDが必要だったが、米版『マリ・クレール』はそこで2026年のメットガラについて、知っておくべきことすべてを書き留めた。

共同ホスト、「Costume Art(コスチューム・アート)」というテーマ、そして豪華なゲストリストに関する予告からも、レッドカーペットが必見となることは間違いない。しかし、それはもうご存じのことだろう。2026年メットガラの詳細をここで紹介するので、2026年5月4日までカウントダウンを始めている人は、ぜひご覧あれ。

そもそもメットガラとは何か?

大きな期待が寄せられるメットガラは、1948年から行われており、2つの大きな目的を果たしている。第一に、毎年5月に開催される展示会の壮大なインスタレーションを制作するMETのコスチューム・インスティテュートへの資金集めだ。デザイナーや個人が招待制のチケット(最低7万5000ドル)を購入し、この自費で運営されるファッション部門を支援する。そして、ブランドが各テーブルに着席するトップセレブたちをドレスアップさせるのが伝統となっている。

第二に、ファッション、音楽、映画、スポーツ界で最も話題を集めるスターたちが、ファッション界最大の舞台であるMETの有名な階段で、装いを披露する機会を得るのだ。リアーナ、キム・カーダシアン、ジジ・ハディッド、サラ・ジェシカ・パーカーといった常連ゲストは、レッドカーペットでのほんの一瞬のために数か月かけてメットガラのルックを準備する。どの年であっても、出席者全員がドレスコードから大きく外れることなく、その年のテーマを解釈するという驚くほど難しい課題に直面するのだ(そう、ドレスコードとテーマは別問題なのである)。

メットガラはいつ開催されるのか?

今のところ、5月の第1月曜日がメットガラの日となっている。毎年決まったようにMETは一日閉館し、アーティストたちが会場をその年のテーマに合わせて変貌させる。今回も例外ではない。2026年5月4日、最初の写真撮影までのカウントダウンが刻一刻と迫るなか、話題となる階段は巨大なテントに覆われることだろう。レッドカーペットは東部標準時午後4時30分に開かれ、Vogue.comのライブ配信は同午後6時から開始される。

メットガラの視聴方法は?

多くのファンがMET周辺に陣取り、メットガラのゲストをひと目見ようと待ち構えている。より快適な方法を望むなら(雨の心配もなく)、Vogue.comやメディアのSNSのライブ配信を観ることも可能だ。もちろん『マリ・クレール』も夜通しライブリポートを配信し、ベストドレッサーセレブを特集するつもりだ(最高の夜を前に、昨年の特集をチェックしておこう)。

今年のメットガラのテーマは何か?

では、発表する。2026年メットガラのテーマは「Costume Art(コスチューム・アート)」だ。「『Costume Art』というタイトルは、コスチューム・インスティテュートの歴史を指している」とボルトン氏は11月17日月曜朝に行われた記者会見で語った。ファッション界のエリートたちは、METのグレートホールに隣接して建設された、1万2000平方フィート(約1115㎡でテニスコート4.5面分)の新たなコンデ・ナスト・ギャラリーをいち早く見学することになる。「これは当部門にとって斬新なものだが、同時にMETのような美術館が実際にファッションに中心的な場所を提供するという事実が、ファッション全般にとっても変革的だと考えている」とボルトン氏は付け加えた。

常設展示棟のオープンを記念して、「METの膨大な収蔵品における『衣服をまとった身体』の重要性」を紹介する展示が開催される。数百点の絵画、写真、彫刻に加え、歴史的・現代的な衣服が並んで展示される。これらすべては「身体と我々がまとう衣服の、切ってもきれない関係性」を理解するために選定したものだとボルトン氏は米版『Vogue』に語った。「この意図は、芸術とファッションについての議論に身体を再び組み込み、身体を受け入れることであり、ファッションを芸術形式に昇華させるために身体を排除することではないのです」

ファッションと身体の関係性を強調するため、ボルトン氏は展示を3つのカテゴリーに分類した。芸術に遍在する身体(古典および裸体)、過小評価された胴部(加齢および妊娠)、そして普遍的な解剖学的身体である。

「私は常に鑑賞者とマネキンの間の隔たりを埋めたいと思っていました」とボルトン氏は付け加えた。鏡で飾られたマネキンは、鑑賞者たちに「目の前にある身体の経験を省みるのと同時に自身の経験も思い起こさせ、共感と思いやりが生まれる」ことを促している。コスチューム・インスティテュートはまた、貴重な衣装を着せるために、実在する本物の身体を起用する予定だ。「展示を見るにつれて、規範的な慣習に疑問を投げかけ、より多様な美の表現を提示するでしょう」

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