見応えのある職人の手仕事【マリ・クレールデジタル編集長のパリコレ日記】

Fashion

2025.10.21

見応えのある職人の手仕事【マリ・クレールデジタル編集長のパリコレ日記】

2026年春夏のパリ・ファッションウィーク(パリコレ)が9月28日から10月7日まで開催されました。期間中、パリ市内各所でショーやプレゼンテーション、またイベントなども数多く行われました。ファッションだけでなく、街で見かけた面白いモノやコトをつれづれなるままにつづります。

Index

アミ・パリ

ガブリエラ・ハースト

ルイ・ヴィトンのre-see

DOG’S BAR


アミ・パリ

アミ・パリ

この日のスタートはアミ・パリから。ヴィクトワール広場が見える場所で、プレゼンテーションが行われました。朝食をつまみながら、登場するモデルたちを見るという形式です。

シンプルで日常的な服は、テイラードジャケットやシャツのレイヤード、レースのドレスが新鮮。またミニのドレスのベルトのバックルの大きさが目を引きました。すぐにでも取り入れたくなるものがいっぱい。またバッグもサイズや色、形も豊富になっています。

プレゼンテーションが行われた場所は、来年ブランドのショールームに生まれ変わるのだそうです。

ガブリエラ・ハースト

この日は快晴。ショー会場は屋外です。強い日差しの中で服を見ました。

ガブリエラ・ハースト

椅子の上に置かれていた大きな白い冊子をみると、ご本人のデザイン画と説明がたくさん描かれていました。
着想源は「タロット」。コレクションノートには、「18歳のときに母が私に初めてタロットを教えてから10年以上、毎年6月に同じタロット占い師のところに通っています」というガブリエラ・ハーストの言葉が書かれていました。

サステナブルが重要なキーワードであるブランドだけあって、今シーズンも前シーズンのデッドストック素材の織物を97%使用しているとのこと。
様々な大きさのマルチカラーのレザーの星が1200個もちりばめられた服や、金色のアルミニウムでコーティングしたアップサイクルのリネンを使った服など、素材にさらなる価値をつけて、新たな服を作っていく。ガブリエラ・ハーストの姿勢が細部にまで見えるコレクションでした。

ルイ・ヴィトンのre-see

ルイ・ヴィトンのショーは入ることができませんでしたが、re-seeに行ってきました。コレクションノートには、「“アール・ド・ヴィーヴル(暮らしの美学)”をテーマに、インティマシー(親密さ)とプライベートな領域における限りない自由をたたえるコレクションです」とありました。

近くで見ると、素材は最高のものを使い、職人の手仕事もすごい。淡いピンクのベルト付きロングベストはとっても美しかったですが、これは実は起毛したシルクだとか。今シーズンの象徴ともいえるガウンもエレガント。究極のラグジュアリーです。

またホームコレクションの展示もありましたが、とってもすてきでした。近年、ラグジュアリーブランドはホームコレクションもどんどん充実させています。個人的には、多肉植物のエケベリアを食卓を飾る植物として使ったコーディネートが、独創的ですごいと思わず感心してしまいました。

ルイ・ヴィトン

そして、この場所に来るたびに圧倒されるのが、シャンデリア。

DOG’S BAR

ドッグズ・バー

街を歩いていて、「Dog’s Bar」という表示を見つけました。何かと思ったら、散歩する犬たちの水飲み場。ホテルのバーの外壁に設置されたので、こう名付けられたようです。しゃれてます。

text: 宮智 泉(マリ・クレールデジタル編集長)

パリはモードの季節【マリ・クレールデジタル編集長のパリコレ日記】

Tags:

Ranking

Horoscope