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ヴェネチア国際映画祭で女優賞受賞のペネロペ・クルス、最後のセレモニーもシャネルの輝くドレス!

第78回ヴェネチア国際映画祭で女優賞にあたるヴォルビ杯を受賞したペネロペ・クルス。 オープニングに続き、クロージングセレモニーでも「シャネル」のエレガントなドレスを着用。受賞の喜びと華やかな装いに込めた思いを語った。

スペインを代表する女優ペネロペ・クルスが第78回ヴェネチア国際映画祭において、ペドロ・アルモドバル監督作品『Madres Paralelas(原題)』の演技によりヴォルピ杯(女優賞)を受賞。9月11日のクロージングセレモニーでは「シャネル」のシルバーのドレスを着用して登場し、喜びの笑顔とともにその美しさを魅せつけた。

メゾンのアンバサダーを務めるペネロペ・クルスは、『Madres Paralelas(原題)』のプレミア上映が行われたオープニングセレモニーから、もう一つの主演作『Official Competition(原題)』のプレミア上映にも「シャネル」のドレスを纏って登場している。そして、ヴォルビ杯の受賞式が行われたクロージングセレモニーで着用したのは、この日の為に、何と600 時間をかけて制作した、フローラルのレースと、チュールを重ねたスカートが優美なシルバーのドレス。ホワイトゴールドとダイヤモンドの「プリュム ドゥ シャネル」リングと「シグネチャー ドゥ シャネル」イヤリングがさらに輝きを添えた。

この1着を選んだ理由についてぺネロペは、「このドレスはとても特別です。なぜなら、2020年春夏 オートクチュール コレクションのルックの1つをベースにして、アーティスティック ディレクターのヴィルジニー・ヴィアールが私のために特別に制作してくれたものだからです。 素材や色、形はもとのルックと似ています。実は、ヴィルジニーは、私が2020年のアカデミー賞 授賞式で着るためのドレスを2着、作ってくれました。そのうちの1つをそのときに着て、このドレス はとくに特別なイベントのためにとっておいたのです。このセレモニー以上に、このドレスにふさわしい機会はなかったと思います」。

さらにヴォルビ杯受賞の喜びを次のように語っている。「ヴェネチア国際映画祭はとても高く評価されている映画祭ですし、世界最古の映画祭でもあります。素晴らしい歴史がありますし、審査員はみな、私が尊敬する人たちでした。この賞を受賞することは私にとってとても重要ですし、愛するペドロの作品で受賞したのですから、ますます意義深いことです」

ペネロペ・クルスは、これまでもペドロ・アルモドバル監督の作品に多く出演し、『ボルベール〈帰郷〉』(2006年)ではアカデミー賞にノミネートされ、カンヌ国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した経験がある。そんな幸運をもたらす星のような存在であるスペインの巨匠、アルモドバル監督について、ペネロペは感謝の言葉を綴る。

「ペドロは、単に一緒に仕事をする映画監督であるだけでなく、師であり、友人であり、家族でもあります。私がまだ若かったころからずっと、彼は私の人生とキャリアにとってとても重要な存在であり続けています。ひとりの映画監督がこれほどまでに私を信頼してくれること、今まで経験したことのない、自分の限界をはるかに超える役に挑戦させてくれることは、どんなときでもありがたいことですし、ペドロは毎回、私にそうした機会を与えてくれるのです。だから、私がこうしてあるのは本当に彼のおかげですし、彼のヴィジョン、信頼、勇気に心から感謝しています」

お問い合わせ先

シャネル カスタマーケア/0120-525-519

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