ジェーン・バーキンが愛用したエルメスの「初代バーキン」、史上最高額で日本人が落札

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2025.07.17

ジェーン・バーキンが愛用したエルメスの「初代バーキン」、史上最高額で日本人が落札

Edward Berthelot / Getty Images

2023年7月16日(現地時間、以下同じ)にこの世を去った、永遠のファッション・アイコン、ジェーン・バーキン。彼女のためにエルメスが1980年代に製作した、かの有名なバッグ「バーキン」のオリジナルが史上最高額で落札され、世界中の注目を集めている。マリ・クレール インターナショナルのフランス版デジタル記事よりお届け。

ジェーン・バーキンが亡くなって2年、彼女のために特別にデザインされたハンドバッグがオークションで記録的な金額で落札された。

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この取引は、ジェーン・バーキンの命日より6日前に成立した。彼女のワードローブの中でも最も伝説的なアイテムである、1984年に彼女の名前で初めて作られたエルメスのハンドバッグが2025年7月10日(木)にパリで開催されたサザビーズのオークションで落札された。

誕生から41年たった今も、エルメスの最初の「バーキン」は歴史を刻み続けている。7月10日、サザビーズ・パリで開催された「ファッション・アイコンズ」と題された特別なオークションの最後に、この貴重なプロトタイプはこれまでオークション史上最高額(『BBC』によれば、エルメスの「ケリー」バッグのひとつで43万9000ユーロ)だったバッグの20倍以上の価格で落札された。また、エルメスの別のレザー製品モデル、本物のクロコダイル革にダイヤモンドを散りばめた「ケリー」バッグも51万3000ドル(約7600万円)で落札された。

「オリジナルのバーキン」は永遠の伝説に

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何度もハンマーがたたかれる激しい競り合い、そして何度かの入札合戦が行われた。7月10日の午後、パリで今シーズン最後のオートクチュールショーが開催される中、日本の個人コレクターがサザビーズ・パリで、エルメスが製作した「オリジナル・バーキン」を落札した。このバッグの落札価格は史上最高額860万ユーロ(手数料込みで約14億7000万円)だった。

エキゾチックレザー、グレインレザー、スムースレザーなど、スターたちの愛用品として知られるこのバッグのバリエーションは豊富だ。1984年に誕生したこのバッグの特筆すべき点は、その独特なプロポーションにある。「バーキン40」の奥行きと、「バーキン35」の幅と高さを備えている。この特別なバッグは、ジェーン・バーキンがロンドン発パリ行きの飛行機で、当時のエルメスの会長ジャン=ルイ・デュマの隣に座り、理想のハンドバッグについて説明したことがきっかけで誕生した。彼女は女性として、母親として、日常生活を快適にしてくれる実用的でモダンなバッグを想像していた。

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その結果は? 彼女の願いは数か月後にかない、そのラグジュアリーなトートバッグの試作モデルが彼女に届けられた。

これがフランスを代表する馬具メーカーの最も象徴的なデザインの一つである、このモデルの誕生の瞬間だ。オリジナルの「バーキン」バッグは、ジェーンが好んで貼っていたステッカーなど、今でも当時の痕跡が残っている。こうした使用感は新しい所有者に落札を思いとどまらせるものではなかった。これは、このバッグが時を超えて受け継がれてきた証しだ。

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実際、ジェーンはこのバッグを10年間使用した後、1994年10月、エイズ支援団体「the Solidarité Sida association」をサポートするため、チャリティオークションに寄付した。以降、このアイテムはオークションで転売され、世界を旅し、2018年にニューヨーク近代美術館で、2020年にはロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で展示された。そして、2025年7月10日に再び個人のバイヤーの手に渡るまで、その歴史は続いた。輝かしい伝説の新たな章が幕を開ける。

※( )内は編集部注

translation & adaptation: Akiko Eguchi

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This article was originally published by Marie Dilou on Marie Claire FRANCE

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