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コレクションの最前線、そしてその原点へ。「マックスマーラ」が紡ぐラグジュアリー

レッジョ・エミリア「マックスマーラ」の誕生の地を訪ねて

1951年に創業された「マックスマーラ」は世界的なブランドになった現在も創業の地、イタリアのレッジョ・エミリアに拘り、その根を深くおろしている。

2024年春夏ミラノコレクションが終わってから間もなくの10月、まだ夏の香りが残るミラノ・リナーテ空港に到着。シルバーのAudi A6で「マックスマーラ」本社のあるレッジョ・エミリアへ向かった。

レッジョ・エミリアは「マックスマーラ」の原点

レッジョ・エミリアはイタリア共和国のエミリア=ロマーニャ州に位置する人口17万人の小さな町。建物の多くは16~17世紀に建てられたもの。

中世以来、イタリア半島では大小の都市国家が各地に点在していた。1861年、イタリア統一運動によってイタリアは王国として成立、その後君主制が廃止され、1948年イタリア共和国が誕生した。その時に左から緑(国土と自由)、白(雪と平等)、赤(情熱と博愛)の国旗が誕生した。その三色旗は、実は1797年ごろレッジョ・エミリアで誕生したものが採用されたのだ。町の中心部にはレッジョ・エミリアの守護聖人を祭るサン・プロスペロ聖堂があり、聖堂前の広場には「マックスマーラ」の店も軒を連ねている。

マックスマーラ レッジョ・エミリア
街の中心、守護聖人を祭るサン・プロスペロ聖堂

約10年前にも訪れたことのあるレッジョ・エミリアだが、当時の面影はそのままで、以前と同様、のどかな雰囲気が漂っていた。チェックインしたホテルも「マックスマーラ」の経営するホテル「ALBERGO-DELLE-NOTARIE」で山小屋風の素朴なホテルだ。

創業者が始めた現代美術収集は、今では立派な美術館に

最初に案内されたのは「コレッツィオーネ・マラモッティ」。ここは以前「マックスマーラ」の本社のあった建物だが、何回かリノベ―ションを経て、今はイギリスのモダンデザイン建築に生まれ変わり、現代美術を展示する美術館に。展示されている現代美術は、創業者のアキーレ・マラモッティが何十年もかけて収集したもの。フランシス・ベーコン、サイ・トゥオンブリー、ゲルハルト・リヒター、ジャン=ミシェル・バスキア、ジュリアン・シュナベルなど現代美術の代表的作家の作品が展示されている。この収集は現在のブランドのリーダー、ルイジ・マラモッティにも引き継がれ、ミラノの本社ビルにも多くの現代美術の作品が展示されているのだ。

マックスマーラ レッジョ・エミリア
「コレッツィオーネ・マラモッティ」元は本社であった建物が現在は美術館に

創業者アキーレ・マラモッティは1951年、母が設立した洋裁学校の一角で「マックスマーラ」を立ち上げた。これからは既製服の時代になると予見した彼は、上質な既製服の生産を始めたのだ。最新の技術を使う一方、職人技も取り入れ、上質さにこだわった。そのため生産工程は綿密に計算され、また選び抜かれた素材を使い、現在のような上質な既製服へと進化していったのだ。

マックスマーラ レッジョ・エミリア
美術館には、アキーレ・マラモッティが収集を始めた現代美術が展示
お問い合わせ先

マックスマーラ ジャパン tel: 0120-030-535

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