ミラネーゼジュエラー「ポメラート」が新アートプロジェクト「ヌード クラフテッド エモーションズ」を発表

1967年ミラノで創業のファインジュエラー「ポメラート」。ジュエリーの世界ではあまり主流でなかったカラフルなジェムストーンをいち早く取り入れ、その一方でミラノの伝統的な宝飾細工の職人技術も駆使する、革新的でクリエイティブなブランドとして世界中にファンを持つ。
そして2001年に誕生したリング「ヌード」（イタリア語で「ありのまま／裸の」を意味する）は、流行していた大振りで派手なジュエリーと異なり、鮮やかなカラーが豊富でミニマルなジュエリーデザインで革新を起こし、今日に至るまでブランドを代表するアイコニックなコレクションとして知られている。
その「ヌード」コレクションに関わる新アートプロジェクト「ヌード クラフテッド エモーションズ」が発表された。今回コラボレーションに選ばれたのは、ミラノ出身のアーティスト、アルベルト・マリア・コロンボ。人工知能（AI）を用いた先駆的なアーティストとして知られる彼は、「ヌード」ならではの色彩豊かな10種にインスピレーションを受け、最先端技術と伝統的手法が融合した、アーティスティックな映像を完成させた。

撮影されたのはミラノの中心地に1930年代に建てられたアバンギャルドな邸宅ヴィラネッキ。アルベルト・マリア・コロンボは「ヌード」ジュエリーの背景にある職人技やジュエリーが秘める豊かな世界を、写真と絵画、そしてAIを用いて表現している。花や草木、月や太陽、草原や海辺などの印象派調の背景に、想像の世界で花開く個性溢れる（あふ）様々な女性像。その一つ一つのシーンが夢と現実がとけ合う幻想的な世界を作り上げ、「ヌード」のジェムストーンから想起されるいくつもの感情を神秘的に描いている。