「ヴェルサーチェ」秋冬コレクションのショーがL.Aで開催。仲里依紗やローラ、T.O.Pなどのゲストが来場

開催地であるアメリカ・ロサンゼルスについて、「ヴェルサーチェのDNAと同じエネルギー、パワー、独創性、想像力に満ちた親しみ深い地です。ヴェルサーチェは、ここでのショーで、その価値観を世界中の人々と共有します」と語る、ドナテラ・ヴェルサーチェ。

今回のコレクションのテーマは、ハリウッドのエネルギー、グラマラスな魅力、みなぎるパワー。胸元にひだを持たせたドレス、フルートネックライン、肩に丸みを持たせたドレスは、いずれも「アトリエ ヴェルサーチェ」1995年春夏コレクションのスタイルだ。

メゾンのシグネチャーであるストレートショルダーのテーラリングでアワーグラスシェイプを強調し、ボックスプリーツAラインスカートとドレスは、フロンタル プロジェクテッド キックのボリュームにカット。身体への理解を深めることで、身体に配慮したカットやカッティングが生まれている。

コレクション全体を通して、テクスチャー、触感、手触りを強調。ブークレウール、ダブルシルク デゥシャスの素材を取り合わせており、基本色は、ブラック、キャメル、チョコレート。セカンダリー アンスラサイト グレー、ダリア アプリコット、ターコイズ、ピンクは、2000年代前半のヴェルサーチェのカラーパレットを採用している。

また、クロコダイルやダルメシアンなどのアニマルプリントや、フォーリング フラワーのグラフィックなマルチフローラルモチーフも。

ショーには、各国からゲストが来場。「ヴェルサーチェ」をまとうことで生まれる自信に満ちたパワーは、一人ひとりの個性にさらなる美しさをプラスしている。

text: Tomoe Tamura

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