「ポメラート」が国際女性デーを記念した最新動画で自由へのメッセージを発信

今年は「自由への最大の脅威は、沈黙である」と語るプロクライマーで人権活動家のナシム・エシュキを含め、「Pomellato For Women」アンバサダーのジェーン・フォンダや、アメリカの女優ジョーイ・キング、イタリア人でバレーボールのイタリア代表選手で活動家のパオラ・エゴヌ、ポメラートCEOであるサビーナ・ベッリの5人が出演。

「現代社会において自由がどれほど脅かされているか、自由を求める戦いに女性がどれだけ不公平な関わり方をしているか」ということについて、共に声を上げ、立ち上がり、行動しなければいけないと語っている。

ハリウッドを代表する女優であり女性運動家、政治活動家でもあるジェーン・フォンダは、6年連続で出演。「私たちは自由を当然だと思いがちだ」と訴える。

また、エミー賞ノミネートの女優であり起業家、プロデューサーとして活躍するジョーイ・キングは、「この業界の多くの女性たちが、私よりずっと前に道を切り開いてきてくれたことを、とても幸運に思う」と、これまでの歩みを称賛した。

イタリアのバレーボール選手であり作家、LGBTQ+の権利の推進者であるパオラ・エゴヌは「女性が一緒にいるとこんなに強くなれる、ということを知った」と人々を勇気づけ、イランのプロクライマーで女性の人権活動家のナシム・エシュキは、「なりたい自分になるための戦い」と語る。その言葉通り、ナシムは脅迫や政府の弾圧があるにもかかわらず、イランでアウトドアクライミングの先駆者となっている。

そして、2015年にポメラートのCEOに就任後、「1967年から女性を支持しているポメラート」というキーワードをいち早く展開したサビーナ・ベッリも、まさしく女性のための影響力と発想の代弁者として登場。

彼女は、2023年のテーマについて、「残念ながら、女性や人としての私たちの自由は、世界中で脅威にさらされ続けており、今年はそれが特に顕著に表れています。私たちは、抑圧され、チャレンジを突き付けられ、縮小させられ、沈黙させられ、殺されています。誰もが立ち上がり、失われていく自由に対して声を上げる責任があります」と語っている。

動画に映し出される彼女たちの姿は、堂々として美しく、その表情にはパワーがみなぎっている。

また、暴力を受けた女性を支援し、防止策を展開する「ケリング・ファウンデーション」のパートナーである「FreeFrom」を通じて、家庭内暴力の犠牲者のためのチャリティーキャンペーン実施も発表。配偶者からの暴力や経済的不安の問題を取り除き、長期的な安全を提供するため、「ポメラート」の活動は続いていく。

text：Tomoe Tamura

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