BLACKPINK、aespa、Stray Kids…。2023年、有名音楽フェスの歴史に名を刻む韓国アーティストたち

今年も世界中の大型フェスティバルのラインアップが続々と公開されている。アーティスト名がぎっしりと詰まった一枚の画像のどこに目をつけるかは人それぞれだが、K-POPファンもそうでない人も、日本に一番近い国、韓国のアーティストに思わず目がいってしまうという人も多いのではないだろうか。ここ数年、「K-POPアーティスト初」という文言とともに出演情報を目にする機会が増えたが、今年もその勢いは加速し続けている。

BLACKPINKがコーチェラのヘッドライナーに

毎年4月にアメリカのカリフォルニアで開催される世界最大級の野外音楽フェス「Coachella Valley Music and Arts Festival（コーチェラヴァレー・ミュージック＆アートフェスティバル、以下コーチェラ）」に、BLACKPINK（ブラックピンク）がヘッドライナーとして出演する。2019年にK-POPガールズグループとして初めてコーチェラの舞台に登場した際には、画期的なバンドセットライブでファンを驚かせたが、今年はどんなステージを見せてくれるのだろうか。他にも、韓国系アメリカ人のYaeji（イェジ）や、GOT7（ガットセブン）の香港出身メンバーであるジャクソン、韓国発クリエイティブ集団に所属するDPR LIVE（ディーピーアール・ライブ）、DPR IAN（ディーピーアール・イアン）がラインアップに名を連ねている。

ガバナーズ・ボール・ミュージック・フェスティバルにaespa出演

「世界最高峰の野外フェス」と言われ、SNSでも一際盛り上がりを見せるだけに、どうしてもコーチェラに気を取られがちだが、他のフェスにも目を向けてみよう。6月上旬にニューヨークで開催される都市型フェス「The Governors Ball Music Festival（ガバナーズ・ボール・ミュージック・フェスティバル）」には、SMエンターテインメント所属の4人組ガールズグループ、aespa（エスパ）が登場。K-POPグループとして初の参加となる。コロナ禍の2020年11月にデビューして以来、確実にファンを増やし、2月にはデビュー後初となる単独公演を行うことが決定しているaespa。グローバルな舞台でどんな景色を見せてくれるのか楽しみだ。