パリで開催中のショーメ「ヴェジェタル」展で時代とジャンルを超えた植物の美にひたる

Culture

2022.08.02

パリで開催中のショーメ「ヴェジェタル」展で時代とジャンルを超えた植物の美にひたる

photo@Keikosuyama

人々が惹きつけられた自然の美の数々

3つ目のテーマ「潮間帯」では、19世紀後半から20世紀初頭にかけて一大ブームとなった海藻にインスパイアされた作品が展示されている。当時、パールがダイヤモンドよりも人気だった時期があり、先端にサファイアをあしらった大胆なパールのネックレスや、ジョセフ・ショーメの海藻のティアラ(1900年頃)、巨大なアクアマリンを口にくわえた海龍のブローチ(ジョルジュ・フーケ作)などの作品が一際目を引く。

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アンナ・アトキンスの植物写真 海藻のモチーフはテキスタイルでも人気があったそうだ ©Paris Chaumet Collection
ジョセフ・ショーメの繊細なパールとサファイアのネックレス(1920年)
ジョセフ・ショーメの繊細なパールとサファイアのネックレス(1920年)© Jean-Luc Perreard / Scénographie Studio Adrien Gardère
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ジョルジュ・フーケの海龍のブローチ(1900年頃)© Jean-Luc Perreard / Scénographie Studio Adrien Gardère

4つ目のテーマ「ヨシ原」ではクロード・モネの「睡蓮」(1903)から、ジョセフ・ショーメの見事なトンボのブローチ、そしてピエール・ステルレがショーメのために特別にデザインしたカワセミのブローチが、まるで今にも飛び立つかのような躍動感のある一瞬の動きを捉えていることに驚く。

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クロード・モネ 睡蓮(1903年)© Jean-Luc Perreard / Scénographie Studio Adrien Gardère
ジョセフ・ショーメ トンボのブローチ
ジョセフ・ショーメ トンボのブローチ© Jean-Luc Perreard / Scénographie Studio Adrien Gardère
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さまざまな葉の標本© Jean-Luc Perreard / Scénographie Studio Adrien Gardère
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ピエール・ステルレがショーメのためにデザインしたラピスラズリとダイヤのカワセミのブローチ(1970年)© Jean-Luc Perreard / Scénographie Studio Adrien Gardère
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