丸紅ギャラリー開館記念展Ⅱ 丸紅蒐集の染織品コレクションを通して「美」の追求と継承を堪能する

Culture

2022.07.25

丸紅ギャラリー開館記念展Ⅱ 丸紅蒐集の染織品コレクションを通して「美」の追求と継承を堪能する

丸紅東京本社内に開館した丸紅ギャラリー

染織図案研究からアートへ

「正・新・和」を社是とし、新しいことに挑戦してきた丸紅の精神がコレクションにも反映されている。たとえば約600点もの染織図案コレクション。大正末期から昭和初期にかけて、丸紅の前身である丸紅商店が「草の葉会」や「あかね会」といった染織図案研究会を主宰し、関西画壇を代表する竹内栖鳳を始め、異なる分野のアーティスト総勢70名が参加して染織品の新しい意匠を模索する試みの中で生み出された。

染分縮緬地源氏絵海辺風景模様小袖 江戸時代 18世紀前半

染織品は江戸期を中心に約400点をコレクション。大正末期に丸紅商店が組織した「名品会」がこれらの蒐集・保全を手がけた。絵画コレクションは1969年に総合商社として初めて本格的に参入したアートビジネス、また前述の図案研究会の人脈などを通じて約300点が蒐集された。中でも「美しきシモネッタ」は日本にある唯一のボッティチェリ作品であり、今年12月からの展覧会で公開される。

「美しきシモネッタ」 サンドロ・ボッティチェリ 15世紀後半 テンペラ・板 65×44cm ※今回の展覧会での展示はありません
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