高木由利子 写真展「chaoscosmos vol.3 ‐visible viscosity 可視化された粘性-」、ジャイル ギャラリーにて10月8日から開催

Culture

2026.09.01

高木由利子 写真展「chaoscosmos vol.3 ‐visible viscosity 可視化された粘性-」、ジャイル ギャラリーにて10月8日から開催
写真家 高木由利子の写真展「chaoscosmos vol.3 -visible viscosity 可視化された粘性-」が、10月8日(木)から11月29日(日)まで、東京・表参道にある「ジャイル ギャラリー(GYRE GALLERY)」にて開催される。


独自の視点から衣服や人体を通して「人の存在」を探求し続けていることで知られる写真家、高木由利子。本展のタイトルにある「カオスコスモス(chaoscosmos)」とは、自然現象の不可思議にも深い関心を寄せる高木によるプロジェクトだ。

高木は、自然現象をレンズを通して捉えていくうちに「もしかするとカオス(混沌・こんとん)とコスモス(秩序=宇宙)は同時多発的に共存しているのではないか、という『気づき』が生じてきた」と語り、肉眼では見えない、気付かない自然現象に潜んでいるMMM(magical、mysterious、miracle)のメッセージを、カメラというメカニズムを介して受け取るようになった。そして、そのメッセージを「カオスコスモス」と呼んでいる。


本プロジェクトは、2022年に「vol.1 -icing process-」、2024年に「vol.2 -sakura-」が発表された。第3弾となる「vol.3 -visible viscosity 可視化された粘性-」で表現されているのは、空気や水の流れなどによる、通常は見ることのない重力と粘性の関係だ。


高木は、シャッタースピードと被写界深度(Depth of Field)のコンビネーションによって、その美しく神秘的な現象が見えてきたという。後に流体力学には「自然界のほとんどの美しい形は、重力・慣性・粘性の三者のバランスから生まれる」という考えがあることを知り、カメラと、この三者とのセッションを続けてきた。


「写真という行為が、目には見えない自然の秩序を解明していく過程に少なからず寄与できる事もうれしい発見である」と話す高木の作品を通じて、私たちもその自然の神秘に触れてみたい。

text: Tomoe Tamura

高木由利子 写真展 chaoscosmos vol.3 -visible viscosity 可視化された粘性-
会期:2026年10月8日(木) 〜11月29日(日)
会場:GYRE GALLERY(東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 3F)
時間:11:00〜20:00
Tel:0570-05-6990 / ナビダイヤル(11:00〜18:00)
GYRE GALLERY 公式サイト:https://gyre-omotesando.com/gallery/

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