震災の記憶を未来へつなぐ。ブルネロ クチネリ表参道店で、宮島達男「時の海 - 東北」プロジェクトを紹介

Culture

2026.06.09

震災の記憶を未来へつなぐ。ブルネロ クチネリ表参道店で、宮島達男「時の海 - 東北」プロジェクトを紹介

©ATTA - Atelier Tsuyoshi Tane Architects

東日本大震災から15年となる今年、ブルネロ クチネリ表参道店内のアートスペース「CASA CUCINELLI TOKYO」では、犠牲者の鎮魂と震災の記憶の継承を目的とした、現代美術家・宮島達男氏によるアートプロジェクト「時の海 - 東北」を紹介する展覧会を開催している。

ブルネロ クチネリ ジャパンは、震災から5年を迎えた2016年、仙台で開催された東北復興シンポジウムにて、創業者ブルネロ・クチネリが基調講演を行ったことをきっかけに、東北復興へのサポート活動を続けている。


今回紹介している「時の海 - 東北」は、日本を代表する現代美術家、宮島達男が手がけるアートプロジェクト。静かに作品を眺めながら、大切な人や命について思いをはせる場として、福島県富岡町に美術館を建設する計画が進められており、現在は3000人の参加者とともに作品制作に取り組んでいる。


宮島達男は、LEDのデジタル数字を用いた作品で国際的に知られる存在。絶えず変化し続けるデジタルカウンターを通じて、時間や生命の連続性、人と人とのつながりを表現してきた。現在は、震災の経験と記憶を未来へ受け継ぎ、新たな東北を創造する「時の海 - 東北」プロジェクトを推進している。 


会場では、「時の海 - 東北」に関わる資料が展示されるほか、前期は「Life Face for Sea of Time - TOHOKU」と題した宮島によるドローイング作品4種類(すべてユニークピース)を展示販売。後期には、本プロジェクトのために制作される特別作品が登場する予定だ。


東日本大震災の記憶を未来へつなぐために開催される本展。アートを通して、時間や命について改めて思いを巡らせる機会となりそうだ。

INCONTRO CON L’ARTISTA アーティストとの出会い ― 『時の海 - 東北』プロジェクト 現代美術家 宮島達男
【会期】開催中〜2026年12月31日(木)

前期:開催中〜8月31日(月)

後期:9月5日(土)〜12月31日(木)
※9月1日(火)〜9月4日(金)は休館
【会場】ブルネロ クチネリ表参道店 B2F CASA CUCINELLI TOKYO アートスペース(東京都港区南青山3-17-11)
【営業時間】11:00〜20:00

【TEL】03-6434-9520
https://shop.brunellocucinelli.com/

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