Nanda Vigo_Ambiente cronotopico vivibile © Cheolki Hong. Leeum Museum of Art
長年にわたり文化支援に取り組んできたボッテガ・ヴェネタが、韓国・ソウルのリウム美術館にて、大規模グループ展を開催中。女性アーティストたちによる没入型アートの先駆的作品を紹介する本展は、これまであまり光が当てられてこなかった美術史の重要な一章を見つめ直す企画として話題を呼んでいる。
11月29日(日)まで開催される「INSIDE OTHER SPACES: ENVIRONMENTS BY WOMEN ARTISTS, 1956-76」は、光や空間、音、動きといった要素を用い、鑑賞者がその空間に入り込むことで感覚を揺さぶる「環境作品」を展開。
1950年代から70年代にかけて、世界各地の女性アーティストたちが手がけた実験的な表現を、実物大で再構成したインスタレーションを紹介している。

会場には、アメリカの著名な美術家、ジュディ・シカゴやブラジルのアーティスト、リジア・クラーク、日本の前衛芸術家、山崎つる子など、アジア、ヨーロッパ、南北アメリカを代表するアーティストによる11作品が集結。

さらに今回は、韓国人アーティスト、チョン・ガンジャによる作品が1970年の解体後初めて一般公開されるほか、マリアン・ザジーラ、ラ・モンテ・ヤング、チョ・ジョンヒによる音と光のインスタレーション「Dream House」がアジア初公開されている。 

また、5月4日に行われたオープニングイベントには、宮沢りえやStray kidsのI.Nなど、多くのセレブリティが登場。各界で活躍するアーティストによる対話型イベントも実施され、ファッションとアートを横断する対話が繰り広げられた。
展覧会の会期は、2026年11月29日(日)まで。リウム美術館は、ソウルで今もっとも注目を集めるエリア、漢南洞(ハンナムドン)に位置し、周辺には感度の高いレストランやショップも点在する。ソウルを訪れた際には、街歩きを兼ねて立ち寄ってみては。
「Inside Other Spaces: Environments by Women Artists 1956–76」
【会期】開催中~11月29日(日)
【会場】リウム美術館(ソウル特別市ヨンサン区イテウォンロ55ギル60-16)
【開館時間】10:00~18:00(最終チケット販売17:30)
【休館日】月曜日、1月1日、秋夕(旧暦8月15日)、ソルナル(旧暦1月1日)の当日
【料金】展示ごとに異なる
https://www.leeumhoam.org/leeum
ボッテガ・ヴェネタ 公式サイト
https://www.bottegaveneta.com/