『エミリー、パリへ行く』主演リリー・コリンズにインタビュー、愛用のフランス薬局コスメから母親になってからの変化、“エミリー”との共通点まで

Culture

2026.04.05

『エミリー、パリへ行く』主演リリー・コリンズにインタビュー、愛用のフランス薬局コスメから母親になってからの変化、“エミリー”との共通点まで

Gilbert Carrasquillo / Getty Images

Netflixの人気シリーズ『エミリー、パリへ行く』の主人公エミリーを演じるリリー・コリンズに、UK版『マリ・クレール』がインタビュー。エミリー役を演じてよかったことや役柄との共通点といったドラマにまつわる話から、普段の定番コーディネートやパリでお気に入りの薬局コスメ、母親になってからの変化など、プライベートについても幅広く語ってくれた。マリ・クレール インターナショナルのUK版デジタル記事より、一部編集してお届け。

リリー・コリンズが語る、"エミリー"としての生活、フランスの薬局コスメの定番、そして自信を見つけていくこと

リリー・コリンズは、もはや紹介の必要もないほどだ。『あと1センチの恋』(2014年)や『白雪姫と鏡の女王』(2012年)などの初期の役柄から、ウエスト・エンドでの舞台『Barcelona(原題)』(2024〜25年)に至るまで、彼女は長年にわたりスクリーンで活躍し続けている。その間、レッドカーペットのルックからスクリーン上の衣装とは一線を画すクールなオフスタイルまで、彼女自身のパーソナルルックは常に注目を集めてきた。

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『エミリー、パリへ行く』での役柄が、パリという街と俳優である彼女自身の両方においてブームを再燃させたことを考えると、リリーとパリの個人的なつながりについて興味を持たずにはいられなかった。私たちが再会したのは、彼女がアンバサダーを務めるメゾンペリエ(緑のボトルでおなじみのフランス発炭酸入りナチュラルウォーター、ペリエのプレミアムブランド)のイベントで、その光景はまるでドラマのワンシーンのようだった。ドラマの撮影現場での思い出やNGシーン、フランスのドラッグストアの定番アイテムから、母親としての日常、自信、そして彼女の究極のコーディネート術まで、あらゆる話題について語り合った。さらに、彼女の象徴的(そして今やトレードマークとなった)なボブヘアのインスピレーション源についても聞いた。

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──これまで演じてきた役を振り返ると、自分自身についてどのようなことを学びましたか?

それぞれの役を通じて、少しずつ新しい発見があります。時には癒やしになり、またある時にはとても大きな力を与えてくれます。人は自分自身について学び続けるものだと思います。私にとって、それ自体が大きな学びです。役を演じている最中に、自分の中に限界があると感じることもありますが、次の役がそれを超え、さらに先へと突き進ませてくれるんです。だから、それぞれのキャラクターのために自分がどこまで自分を追い込めるか、そして新しいことに挑戦するための自信をどれだけ築けるかを見るのは、本当に興味深い経験です。

──まわりはみんな『エミリー、パリへ行く』に夢中ですが、あなたのお気に入りの部分はどこですか?

アシュリー・パーク(エミリーの親友ミンディー役俳優)との出会いです。このドラマで姉妹のような存在を見つけました。そして、人々を笑顔にしたり、声を出して笑わせたりできる作品の一員になれたこと。単なるドラマを超えた大きな何かの一部だと感じられることは、本当に光栄で、心から感謝しています。第1シーズンはコロナ禍に配信されましたが、誰もがただ笑って気分よく、旅に出たいと願っていたと思います。人々が自宅で楽しむ時間の一部になれたことは、とても特別な経験です。

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──あなた自身の人生において、エミリーとどれくらい共通点を感じますか?

私は根っからの楽観主義者で、行動派です。仕事にも友情にもものすごく情熱を注いでいます。解決策を重視するタイプで、ある種すごく前向きで、エミリー・クーパーのように人を鼓舞する姿勢を私も持っています。ただ、人に助けを求めること、助けを求めても大丈夫だということは、エミリーより早く学びました。それは弱さではなく、強さなのです。みんなに好かれる必要はないということも。私はエミリーより先にその知識と経験を持っていたので、彼女がそれを学んでいくのを見るのは興味深かったです。

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──エミリーの衣装は一目で彼女だと分かるほど特徴的です。彼女のスタイルは、あなたのいつものスタイルとどれくらい違いますか?

違うと思います。エミリーとして着飾るのは大好きです。私はどちらかといえば、控えめで着心地の良いシックなスタイルを好みますが、彼女はもっと大胆で主張の強い選択をします。色使いが派手というわけではなく、着るものすべてで選択し、主張しているのに対して、私はどちらかといえば選り好みをするタイプです。それに、今は母親になったので、間違いなくより実用性を重視しています。ヒールを履くことはかなり減りました。今はたいていバレエシューズかスニーカーです。

──撮影やレッドカーペット以外のとき、普段のコーディネートはどんな感じ?

オーバーサイズのジャケット、素敵なデニム(ほとんどハイウエスト)、ライトブルーか白のボタンダウンシャツ。着心地の良いクロップド丈のセーターに、無地のスニーカーかバレエシューズ。脱いだセーターを含め、荷物がすべておさまる大きめのバッグを合わせます。アシュリーと私はいつも冗談で、ルーズシルエットのオーバーサイズジャケットがほしいときは、メンズコーナーで買えばいいって言っていました。

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──ボブヘアにしたきっかけは?

何か違うスタイルにしたかったから。いつもヘアスタイリストのグレゴリー・ラッセルにまかせていて、何か新しいスタイルに挑戦させてもらっています。ダレン・スター(『エミリー、パリへ行く』のクリエーター)やほかのプロデューサーたちは、私のルックスに関して本当にありのままの私でいさせてくれます。マリリン・フィトゥッシ(フランス人衣装デザイナー)はいつも私が髪を切ると、それがエミリーの新シーズンの衣装のインスピレーションになると言ってくれるのです。例えば、私が実生活で前髪を作ったとき、彼女は突然、「衣装が目に浮かんだ!」と言いました。ショートカットにしたときも、同じことを言ってくれました。(この髪形が)今の私らしい気もしているんです。女性は人生で変化が必要なとき、髪形を変えるものですよね。そう感じていますし、それがずっと私のスタイルだったような気がします。

──お手入れが大変なヘアスタイルですが、どうやってシックな見た目をキープしているのですか?

いつも自然乾燥するだけです。そして頻繁に手入れしたり、カットしたりしなければならないという考えを乗り越える必要がありました。髪が短ければ短いほど、カットが必要だと気づくもの。「常に完璧に整えておくことはできない」という事実を受け入れれば、すごく自由になれます!

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­──パリジェンヌはこだわりの美容習慣で知られています。あなたが日常に取り入れたフランスの美容法はありますか?

ラ ロッシュ ポゼのシカプラストとアベンヌのシカルファット プラスはフランスの薬局で手に入る2大クリームで、美容アイテムを買うなら薬局が一番です。シカプラスト リペアクリームは、文字通り何でも治してくれます。赤ちゃんにも使っています。最高のクリームのようなものです。

──あなたの定番の香りは何ですか?

定番の香りなんてないです! いつもほかの人の香りを楽しんでいます。「あら、あなたの香り素敵ね。何を使っているの?」と誰かに聞いて、自分で試してみて合うかどうか確かめるんです。ハンドクリームも大好きですが、香りつきのものを香水と一緒に使うのはよくないですね。ちょっとやりすぎになってしまうので。だから特定の香りがあるとはいえませんが、気分によってオレンジブロッサムやローズ、シダーウッド、パチョリなど、自然と手に取る香りが変わります。本当にその時の気分次第って感じ!

──香りは役に入り込む際に役立ちますか?

アシュリーは、香りがキャラクターを象徴するという点で、それをとても重視しています。舞台(『Barcelona』)に出演したとき、彼女が私のために香水を作ってくれて、名前までつけてくれました。公演のたびに使っていた香水で、私の演じるキャラクターを象徴する香りになりました。その残りを私の小さなキャビネットに保管しています。その香りを感じたくなったときはいつでも、それにふれるだけで舞台の思い出がよみがえってくるんです。すごく面白いですよね。役柄のためにそんなことをしたのは初めてでしたが、本当に効き目があるので、これからも続けたいと思っています! その香りを感じると、役を演じていたその瞬間の自分に戻れるから。

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──あなたの作品は野心やもろさ、そして自分を信じる力を題材にすることが多いです。キャリア初期と比べて、今のあなたにとって自信とはどのようなものですか?

今の私にとって自信とは、まさにありのままの自分でいられる心地よさだと思います。外見的な自信にばかりとらわれるべきではないと思います。心の中ではまだ不安や様々な感情を抱えているかもしれないからです。だから私にとって、他人の意見に左右されず、自分の選択やありのままの自分に自信を持てること、それが最も重要な自信の形です。そうすると思いがけない形で、人生のあらゆる場面に表れてきます。以前の私は感情的な自信よりも、外見的な自信にばかり目を向けすぎていたと思います。でも今は大人として、いや、より年を重ねた大人として、私にとって大切なのは内面からの自信です。

──メゾンペリエとのコラボレーションに興味を持ったきっかけは何ですか?

私はフランスで過ごす時間がとても長いのですが、ペリエほど「フランス」を象徴するものはありません。フレーバー付きスパークリングウォーターやメゾンペリエは、控えめでありながらとてもシックで、そういうところが大好きです。私は、楽しむためにアルコールが必要だと思ったことが一度もない環境で育ちました。ただ踊りたい一心で、ダンスフロアに真っ先に飛び込むような子どもでした! 楽しみたい、友達と一緒にいたい、それだけ。だから、「メゾンペリエ シック」シリーズが提案している「お酒を飲まなくても楽しめることがクールだ」というコンセプトに共感します。お酒を飲まなくても、パーティーの主役になれて、最高の自分であり続けられる。これは素晴らしいメッセージだと思うので、まさに完璧なパートナーシップです。

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──母親になったことで、時間に対する考え方はどう変わりましたか?

母親になって時間に対する認識が完全に変わって、本当に貴重なものだと感じるようになりました。できるだけ多くの時間を娘と過ごしたいと思っています(中略)。それ以前に重要だったことが、もう優先することではなくなったかもしれませんが、それでいいんです。生きていくなかで変化し続けていくものですし、それでも自分にとって大切なものは見つかるものです。でも今は自分よりも大切な存在がいます。自分にとっての時間の意味を見直せたことは、本当に素晴らしいことだと思います。

※( )内編集部注

translation & adaptation: Akiko Eguchi

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This article was originally published by Dionne Brighton on Marie Claire UK

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