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「シャネル・ネクサス・ホール」にて、アメリカを代表する写真家 ロー エスリッジの展覧会「FUGUE FOR 31 RUE CAMBON: ROE ETHRIDGE AT CHANEL ARCHIVES (カンボン通り31番地のフーガ)」が、4月18日(土)まで開催されている。ガブリエル シャネルの遺品に命が吹き込まれたかのような写真作品が初めて一般公開されているので、ぜひ足を運んでみて。
10年以上にわたり「シャネル」とさまざまな形で協働してきた写真家 ロー エスリッジ。ファインアートとコマーシャル・フォトグラフィーという二つの境界を曖昧にし、ファッション誌や広告写真で培った手法をアート作品にも取り入れることで、独自のスタイルを築いてきた。日常のモチーフや静物を題材にしながら、現実と虚構、親しみやすさと違和感が交差する世界観を表現している。


本展で展開されているのは、2025年6月に創刊されたシャネルの『アーツ & カルチャー マガジン』のために依頼されたフォトコラージュシリーズ。 撮影されたのは、パリのカンボン通り31番地にあるガブリエル シャネルのアパルトマンのプライベートコレクションや、メゾンのアーカイブ施設「パトリモアンヌ」の所蔵品だ。


ジャック リプシッツによるシャネルの胸像、ピエール ルヴェルディによる『ミシアのための詩』の手稿、サルバドール ダリとガラによるイラスト付きの献辞本、バレエ「三角帽子」のためのパブロ ピカソによるスケッチ、2世紀のエジプトの葬儀用マスクなどのオブジェは、エスリッジの手によって様々な小道具で装飾され、パリのスタジオで写真作品として撮り下ろされた。


これらの写真作品は、ガブリエル シャネルのレガシーに新たな側面をもたらし、初めて展覧会というかたちで展示されることで、「シャネル」の所蔵品に新たな命を吹き込んでいる。

ガブリエル シャネルの革新的なデザインと芸術への情熱的な支援は、彼女を20世紀のクリエイションの最先端に位置づけた。そのレガシーは、彼女が生きた時代の場所やストーリー、そしてオブジェを通じて不朽のものとして受け継がれており、シャネルの先見的な思想と、彼女が前衛芸術家たちと育んだ友情を体現している。


それらを捉えた写真作品が紹介される今回の展示は、同時代を代表する芸術家を支援し続けてきたメゾンの1世紀にわたる伝統を、さらに発展させるものとなるだろう。
text: Tomoe Tamura
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「FUGUE FOR 31 RUE CAMBON: ROE ETHRIDGE AT CHANEL ARCHIVES」
会期:2026年4月18日(土)まで
場所:シャネル・ネクサス・ホール(東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング 4F)
時間:11:00〜19:00(最終入場18:30)
※入場無料・予約不要
https://nexushall.chanel.com/program/2026/roe_ethridge/