Christopher Polk / Getty Images
2026年2月1日(現地時間、以下同じ)、米ロサンゼルスで第68回グラミー賞授賞式が行われ、セレブたちが米移民・関税執行局(ICE)への抗議の意思を示したことが大きな話題に。ジャスティン・ビーバー&ヘイリー・ビーバー夫妻やビリー・アイリッシュらが「ICE OUT(ICEは出ていけ)」のピンバッジを着用して注目を集めたほか、年間最優秀アルバム賞をはじめ3部門を受賞したプエルトリコ出身ラッパー、バッド・バニーが受賞スピーチで強いメッセージを発し、スタンディングオベーションを浴びた。マリ・クレール インターナショナルのフランス版デジタル記事よりお届け。
ドナルド・トランプ大統領の移民政策を担うICEが全米各地で繰り返し取り締まりを行い、全米各地で抗議行動を引き起こしているなか、2026年2月1日(日)に開催されたグラミー賞授賞式で、複数のセレブが声を上げた。ステージ上では、ビリー・アイリッシュ、バッド・バニー、オリヴィア・ディーン(彼女はICEについて直接言及していない)らが、ICEに対して反対の立場を表明した。
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ロサンゼルスで開催された音楽界最大の祭典、第68回グラミー賞授賞式で複数のセレブが、受賞やステージ出演の機会を利用し、トランプ政権が主導するICEに反対の声を上げた。
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31歳のラテン系アーティスト、バッド・バニーは、グラミー賞で最も注目される賞である年間最優秀アルバム賞を受賞し、その受賞スピーチの冒頭でこう切り出した。「神に感謝する前に言わせてほしい、『ICEは出ていけ』」。そして「私たちは野蛮人ではありません。動物でもない。宇宙人でもない。私たちは人間です」と彼は付け加えた。
プエルトリコ出身のバッド・バニー(プエルトリコはアメリカ合衆国の領土であり、プエルトリコ人はアメリカ国籍を持つ。そのため法的には移民ではないが、彼は移民コミュニティとの結びつきが強いアーティストとして知られている)は、すでにメディアに対し、アメリカでのライブ開催を控えたいとの意向を示していた。ICEが強制捜査を行う場となる可能性を恐れてのことだ(英紙『The Guardian』は、2025〜26年のワールドツアーでアメリカ本土を外した理由は「憎しみからではない」と前置きしつつ、ICEがライブ会場をターゲットにするかもしれないという強い懸念があったと、本人が語ったと報じている)。
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ビリー・アイリッシュもまた、トランプ大統領の移民政策に対して抗議の意思をにじませた。「私たちは戦い続け、声を上げ、抗議し続ける必要があると感じています。私たちの声は本当に重要で、人々こそが大切です」と述べた(ビリーは「ICE OUT」のピンバッジを着用していた)。
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英シンガー・ソングライター、オリヴィア・ディーンは最優秀新人賞の受賞スピーチで、「移民だった祖母の孫としてこの場に立っています」と自身のルーツにふれた。そして「私は祖母の勇気のたまものです。そうした人々(移民)は称賛に値すると思います。私たちはお互いがあってこその存在です」と語った。
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これらのスピーチは、その夜の大本命の候補者であり、特に大きな発言力を持つ人物たちによってなされたもので、その影響力はさらに大きなものとなった。第68回となる今回の授賞式では、バッド・バニーが『DeBÍ TiRAR MaS FOToS(スペイン語で「もっと写真を撮っておくべきだった」の意味)』で、スペイン語作品として初めて年間最優秀アルバム賞を受賞した(6部門にノミネートされ、計3部門を受賞)。
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年間最優秀楽曲賞はビリー・アイリッシュの『WILDFLOWER』が、最優秀ダンス・ポップ・レコーディング賞はレディー・ガガのシングル『アブラカタブラ』が受賞した(レディー・ガガはアルバム『メイヘム』で最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞も受賞)。
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そして、ケンドリック・ラマーは、シンガーSZA(シザ)とのデュエットソング『Luther』での年間最優秀レコード賞をはじめ、5つのグラミー賞を獲得した(昨年に続く最多受賞となり、ラッパーとして史上最多となる通算27回のグラミー賞受賞記録を打ち立てた)。最優秀新人賞は、ステージでヒット曲『Man I Need』のパフォーマンスを披露したオリヴィア・ディーンが受賞した。
※( )内編集部注
translation & adaptation: Akiko Eguchi
ジャスティン・ビーバー夫妻やレディー・ガガら【2026年グラミー賞】レッドカーペットを彩ったベストドレッサーセレブ
This article was originally published by LR Médias on Marie Claire FRANCE
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