田中の手から生み出される水引細工は、草花や鳥などいずれも繊細で美しい造形や色合いを持つ。自然とのかかわりや日本の伝統文化に思いを寄せる気持ちが、ナチュラルに形として表れたものだ。



また、衣(アクセサリー)・食(テーブルウェア)・住(インテリアや季節の行事)のさまざまな場面で使えるミニマルな商品も数多く創作。水引を現代の暮らしの中へ軽やかに取り入れ、その汎用性の高さも実感させてくれる。

水引細工は一見、複雑なように見えるが、技術はそれほど難しくないと田中は言う。何度も繰り返し結んでいくうちに基本の構造が理解でき、その結びの組み合わせをアレンジしていくことで、つくりたい形をつくれるようになるそうだ。大事なのは基本的な練習を続けること。同じ動き、結びを繰り返すうちに、体が覚え、所作が培われ、感覚が磨かれていく。
「同じことを繰り返していると、自然と少しの違いにも気づけるようになります。決まった“型”を繰り返しながら学びを深める茶道などと同じです。私は今でも毎日のように『あわじ結び』という基本の結びをしていますが、始めた頃の未熟さが今ははっきりとわかります。大事なのはひたすら続けること。続けることでしか見えないものがあるのです」


【ヒョンビン×チョン・ウソン】豪華共演が話題の『メイド・イン・コリア』シーズン2の見どころを解説
2026.09.30
西日本最大級の「ロレックス ブティック ヒルトンプラザ大阪」洗練ウォッチと空間に息づくブランドの美学
PR | 2026.09.24
銀座の秋まつり「オータムギンザ2026」が今年も開催。茶道体験や豪華なパレード、ギャラリーツアーまで
2026.10.02
和光「スタイルスクエア スペシャルトークイベント」リポート 秋冬のスタイルと大人の着こなし術
PR | 2026.09.24
【今月のホテルアフタヌーンティー5選】“芸術の秋”を感じさせる美術館や作家とのコラボプラン。10月限定ハロウィン企画も
2026.10.01