大阪・関西万博ポーランドパビリオン。ショパンの名曲を間近で鑑賞できるピアノリサイタルを毎日開催

Culture

2025.04.23

大阪・関西万博ポーランドパビリオン。ショパンの名曲を間近で鑑賞できるピアノリサイタルを毎日開催

「ポーランド。未来を切り拓く遺産」というテーマのもと、豊かな文化遺産が、未来志向や国際的な対話の原動力となることを紹介しているポーランドパビリオン。グリーンエネルギー、デジタルトランスフォーメーション、人工知能(AI)などの革新的な技術と共に、伝統的な文化や工芸、音楽、芸術などを紹介する多彩なインタラクティブインスタレーションを展開している。

ポーランドパビリオンがあるのは、2025年大阪・関西万博のサブテーマ別に設けられた「いのちを救う」ゾーン。来館者の目を引く木製の外壁は、日本の木組み工法に着想を得たもので、ポーランド人の創造力と革新の精神を、打ち寄せる波のように表現している。内部は、中央に位置するコンサートホールを中心に、渦を巻くような構造になっており、曲線とアーチが生かされた有機的なデザインになっている。

常設展示は、10のセクションによって展開。アートプロジェクト「心象の緑(Spirit Plant)」では、薬草のちからや、その効力について紹介されている。自らの心象を植物としてスクリーン上に映し出すことができ、創り出されたオリジナルの植物は、スマートフォンに取り込んだり、SNSでシェアしたりすることができる仕組みに。

また、デジタル制御されたユニークなオーケストラが、自然素材を用いた楽器でショパンの名曲を奏でる「オーラ(Aura)」や、ポーランド各地で撮影された写真の知識を得た人工知能(AI)が、ポーランドの風景の本質をとらえた架空の景観を生成、映し出すビジュアル展示「ポーランドの原風景(The Most Polish Landscape)」などが展開される。

経済、ビジネス、科学分野における革新的なソリューションが展示される「創意の園(Plantation of Ideas)」では、世界から関心を集めるポーランド経済6分野を紹介。医療・医薬品産業、化粧品産業、IT・フィンテック産業、水素技術を含むグリーンテクノロジー産業をはじめ、アグリテックを含む農林水産・食品産業、ゲーム産業などについて知ることができる。

そのほか、地域別やテーマ別のイベントとして、ポーランド「科学・教育デイズ」「文化ウィーク」「フリデリク・ショパンウィーク」などの特別企画も予定されており、カンファレンスやディスカッション、ワークショップ、研究プロジェクトといった多彩なプログラムを、100か所以上のパートナー機関と協力して実施していく。

そして、ポーランドパビリオンのなかでも特に注目を集めているのが、ショパン国際ピアノコンクール参加者によるピアノリサイタルだ。コンサートルームで、毎日3回開催されている。ポーランド出身の作曲家、フレデリク・ショパンの名曲を生演奏で楽しむ絶好のチャンスなので、ぜひ事前予約をして訪れてほしい。

text: Tomoe Tamura

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関連情報

ポーランドパビリオン
公式サイト:https://expo.gov.pl/ja/

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