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女子テニス界の元女王、セリーナ・ウィリアムズが【スーパーボウル2025】ハーフタイム・ショーにサプライズ登場

Kevin Mazur / Getty Images

2025年2月9日(現地時間)、米ニューオーリンズで行われた第59回スーパーボウル。恒例のハーフタイム・ショーでは、今年のグラミー賞で最多5部門を受賞したラッパー、ケンドリック・ラマーがパフォーマンスを披露し、過去最高視聴率を記録したと報じられた。そのステージに女子テニス界のレジェンドで、4大大会シングルス優勝23回を誇るセリーナ・ウィリアムズがサプライズ登場。キレのあるダンスで強烈なインパクトを残し、話題をさらった。マリ・クレール インターナショナルのアメリカ版デジタル記事よりお届け。

セリーナがテニスルックの定番アイテムを着用し、ハーフタイム・ショーのステージでダンスを披露

彼女のカメオ出演は、すでに驚きの連続だったパフォーマンスのハイライトとなった。

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セリーナは、ハーフタイム・ショーのサプライズパフォーマーとして、スーパーボウルデビューを果たした。

テニス界のレジェンド、セリーナは、ピューリッツァー賞(2018年音楽部門)受賞ラッパーのケンドリック・ラマーの15分間の歴史的なステージの終盤に、コバルトブルーのクロップドジャケット、白のクロップトップ、プリーツスカートという、彼女がグランドスラムチャンピオンとして歴史を作ってきたテニスファッションの定番アイテムを身にまとってステージに登場した。現役時代と同様に、これらのアイテムは「ナイキ」のもので、特に「Nike 24.7コレクション」のカスタムメイドだった。

ハート形のペンダントを含むダイヤモンドのネックレスの数々が、ニューオーリンズのシーザーズ・スーパードーム(スタジアム)の照明に照らされて、彼女の白いトップスを輝かせた。彼女が前回、この大規模なスタジアムに登場した際には、派手な装飾を施した「ナイキ」のスニーカーをはいていたが、今回はクラシックなブルーのハイカットスニーカー(「コンバース」と「ア・マ・マニエール」のコラボ「チャック 70 スニーカー」で、「ア・マ・マニエール」の10周年記念コレクション)を選んでいた(時計はセリーナがアンバサダーを務める「オーデマ ピゲ」を着用)。

政治的と称されたケンドリックのパフォーマンスで、セリーナのカメオ出演は一瞬の出来事だったが、強烈なインパクトだった。彼女は、ケンドリックがグラミー賞を受賞した、ラッパーのドレイクへのディスソング『Not Like Us』に合わせて、クリップウォーク(ロサンゼルスのギャング文化に起源を持つダンス)を披露した。

ネット上のファンたちは、現在も継続中のケンドリックとドレイクの確執において、セリーナがケンドリックの味方をするのには理由があるのではないかと推測した。セリーナとドレイクは2000年代半ばに交際していたといううわさがあり、昨年末には、米サイト『Page Six』が、ドレイクの楽曲『Too Good』は彼女のことを歌ったものだと報じた。

ケンドリックは『Not Like Us』のパフォーマンス中、その曲に言及し、「アロンドラからセントラルまで(ケンドリックとセリーナの地元コンプトンのバスルート)、セリーナのことは口にしないほうがいい」(この歌詞はドレイクの2013年の曲『Worst Behavior』の引用)とラップした。

セリーナは、別のイベントですでに(ドレイクをディスっている)『Not Like Us』への感謝の気持ちを明らかにしていた。2024年のESPYアワードのホストを務めた彼女は、オープニングのモノローグ中、この曲に合わせて何度もダンスを披露した。

もちろん、このデュオ(ケンドリックとセリーナ)にはドレイクに対するお互いの嫌悪感以上のつながりがある。2人ともコンプトン地区出身の誇り高きロサンゼルス市民である。

コバルトブルーのテニスウェア風セットアップは、スーパーボウルのハーフタイム・ショーのステージの全体像の一部だった。すべてのパフォーマーは、セット全体を通してアメリカの政治と文化を批判するケンドリックの歌詞を強調するために、アメリカ国旗の色である赤、白、青のいずれかを身に着けていた。

その他の注目すべきカメオ出演には、レースアップの赤いレザールックでケンドリックとのコラボ曲『All the Stars』を披露したシンガー・ソングライターのSZAやアンクル・サム(米国を擬人化したキャラ)役を演じ、ショーのナレーションを務めた俳優サミュエル・L・ジャクソンなどがいる。

セリーナはこれまでにもいくつかの世界的な舞台で歴史を作ってきたが、スーパーボウルのカメオ出演は、プロテニス界では決して得られない機会となった。彼女は現役時代、X(旧Twitter)ユーザーの@notdaniluが指摘したように、ウィンブルドンでの優勝後に披露したクリップウォーク(英紙『Daily Mail』によると、2012年のウィンブルドンでシャラポワ選手に勝利した後、今回と同様の勝利を祝うダンスを披露した)は、メディアから酷評された。今回の彼女のパフォーマンスは、大胆に(そして、当時彼女が着ていたものに似たルックで)名誉を回復する彼女なりの方法だった。

「ちょっと、私はウィンブルドンであんなクリップウォークはしていないわ」と、セリーナはパフォーマンス後、Xにシェアした動画で語った。「ああ、(もしやっていたら)罰金ものね」

※元記事は、セリーナ・ウィリアムズのスーパーボウルのハーフタイム・ショーのルックが「ナイキ」のカスタムメイドだったことを記すために更新された。

※(   )内編集部注

translation & adaptation: Akiko Eguchi

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