堀田茜、IKKOなどが受賞！【国際女性デー｜HAPPY WOMAN AWARD 2024】表彰式の様子をお届け

国際女性デーとは？

国際女性デーは国連によって制定された記念日。「広く女性の社会参加を呼びかけるための記念日」として、1975年にスタートした。3月8日は世界各地で女性のエンパワーメントや取り巻く課題について議論が交わされ、多くのイベントが開かれている。3月に旬を迎え、険しい大地で育つ力強さがあること、そして女性に感謝を伝える時に贈る花とされていることなどから、黄色いミモザの花がシンボルに。

日本最大級の国際女性デーイベント「HAPPY WOMAN FESTA」

「国際女性デー｜HAPPY WOMAN AWARD 2024」は、HAPPY WOMAN実行委員会が主催する国際女性デーに関する日本最大級のイベント。男女共にジェンダー平等について考えアクションする日として、2014年にスタートした。「国際女性デー」を日本でも社会的ムーブメントとすべく、2030年までに47都道府県での開催を目標に全国に拡大している。第8回となる今年は14都道府県、34会場で開催された。

多彩な顔ぶれがそろった表彰式をリポート

持続可能な社会づくりに貢献し、さらなる活躍が期待できる個人部門「HAPPY WOMAN賞」、女性を応援する商品やサービスなどを展開し、女性の活躍推進に寄与した企業部門「女性応援ブランド賞」の受賞者が発表された。

個人賞にはIKKO、LiLiCo、堀田茜、本田真凜、Momoka Japanの5人、企業賞には、アツギ株式会社、株式会社ECC 、花王株式会社、シースター株式会社、株式会社ユーグレナの5社を選出。

表彰式のドレスコードはミモザカラーの「HAPPY YELLOW®︎」。受賞者たちは鮮やかな黄色を取り入れた思い思いの装いで登場した。

堀田茜「親身な言葉を紡ぐことが私の役目」

テレビのバラエティ番組や、SDGsに関する情報を発信するラジオのナビゲーターとして活躍する堀田茜は、飾らない等身大の姿が支持されている。社会的影響力も大きく、リスナーの心に響く積極的に学ぶ姿勢が評価され、今回の受賞に至った。「ラジオを始める時はSDGsに関する知識があまりなく、私でいいのかなと不安でしたが、こんな私でも社会のために何かできることがあるはずと思い番組がスタートしました。ナビゲーターは今年で4年目を迎えます。取材をしていると、社会は良い方向に変わっていると感じます。等身大の姿でみなさんの言葉を伝えて、親身な言葉を紡ぐことが私の役目」と改めて意気込みを語った。

IKKO「自分の人生を誇りに思う」

TVや雑誌など、長年表舞台で活躍し続ける美容家・タレントのIKKO。読めば誰もが気持ちが軽くなり勇気づけられる“IKKOイズム”を記した書籍『人生十転び八起き。 ケ・セラ・セラ』（清流出版）を昨年出版。2008年にはマリ・クレールジャポン初の人物賞として「プラネット・ミューズ賞」を受賞したことも。「内定を聞いた時『どんだけ〜！？』と思いました（笑）。垣根だらけの時代に生まれて、62年間の間にいろいろな挫折があったけど、願うことは違和感のない女性になっていくことでした。今日ようやく、一歩進めたのかな。自分の人生を誇りに思います」と涙を浮かべながら受賞の喜びをかみ締めた。

LiLiCo「あなたがなりたい女性になって」

映画コメンテーター・タレント・ラジオパーソナリティーなど多方面で活躍。10年前からウガンダやコンゴなど、途上国に住む女児の支援を継続して行っている。衣装は自前で用意し、洗濯して着まわして使うなど、環境保護への取り組みにも熱心だ。 受賞の感想を聞かれると、「待ってました！ これが欲しかった！」とLiLiCo節で喜びが爆発。「36年前に全てを投げ捨てて日本に来ました。日本という国は大好きだけど、社会における女性の立場が気になったんです。『こんなこと言ったらどう思われるんだろう』とか、『声をあげたら悪く思われるんじゃないか』とか、自分で自分を止めないで！ あなたが笑顔になれる人と暮らして。これは強くなろう、社会に出て働こう、というメッセージではありません。あなたがなりたい女性になって」と最後は涙をにじませて締めくくった。