ベッカム家の4人の“セレブキッズ”、両親以上に注目される存在に？

たびたびネットを炎上させる“自称シェフ”の長男から、ベッカム家のアイドルである末っ子まで、個性あふれるベッカム・チルドレンを一挙ご紹介！　マリ・クレール インターナショナルのオーストラリア版デジタル記事よりお届け。

デヴィッド＆ヴィクトリア・ベッカム夫妻の有名な子どもたちは、独自のクリエイティブなキャリアを築きつつある

彼らは最高にキュートな家族だ。

ベッカム夫妻はセレブ界でもっとも長続きしているラブストーリーのひとつである。ポップスターの「ポッシュ・スパイス」（アイドルグループ、スパイス・ガールズでのヴィクトリアの愛称※編集部注）とサッカー界のレジェンド、デヴィッド・ベッカムは1999年に結婚し、以来2人のロマンスは色あせることなく続いている。

広く祝福された結婚の結果、夫妻は4人の子どもをもうけた。長男ブルックリン、次男ロメオ、三男クルス、そして長女ハーパーだ。

ヴィクトリアは、ネットをざわつかせるブルックリンの料理レッスンであろうと、ハーパー・セブンの誕生日のために準備した新しいドレスであろうと、自分たちの生活のちょっとしたエピソードをSNSで共有することが多い。

結婚してわずか数か月後に授かった長男ブルックリンから、2011年に誕生したハーパーまで、彼らの有名な子どもたちについて知っておくべきことはすべて、ここにある。

長男：ブルックリン・ジョゼフ・ペルツ・ベッカム　24歳

1999年3月4日、デヴィッドとヴィクトリアはロンドンでブルックリンを授かった。実はこの名前には、とてもキュートな意味がある。ヴィクトリアはニューヨーク滞在中に、妊娠していることを知ったのだ。

この時点で、ブルックリンの両親であるデヴィッドとヴィクトリアが“英国王族”のような存在だったことを考えると、エルトン・ジョンが彼の名付け親に選ばれたのは当然のことだ。

デヴィッドとヴィクトリアは、1997年にサッカーの試合で出会ってから、すでに2年間交際していたが、まだ結婚はしていなかった。2人は1999年7月、第1子の誕生からわずか4か月後に結婚した。

ブルックリンは英・オックスフォードシャーにある実家で育ったが、父親がサッカー選手だったため、スペインやアメリカなど、かなりの距離を旅していた。

両親は息子が幼いうちは、できる限りプライバシーを守ることに決め、ブルックリンに古典的な価値観を植え付けようとした。彼は若い頃、お小遣い稼ぎのために、オックスフォードシャーにあるカフェで働いていたといううわさもある。

ブルックリンはアーセナルFC（イングランド・プレミアリーグの強豪クラブ※編集部注）でサッカーに挑戦しようとしたが、15歳の時、その道に進まないことを選んだ。

その後、彼はモデルとして活躍し、ファッションブランド、Superdry.極度乾燥（しなさい）と契約したほか、雑誌の表紙も飾った。しかし、モデル時代に写真への興味が高まり、母親のブランド、ヴィクトリア・ベッカムのファッションショーや、バーバリーのフレグランス「ブリット」のキャンペーンを撮影したこともある。

デヴィッド・シムズ（英・ファッションフォトグラファー※編集部注）のもとでインターンシップを経験し、ニューヨークのパーソンズ・スクール・オブ・デザインに1年間通ったが、結局は退学。現在、彼は料理人へと転身し、コロナ禍中（2021年12月※編集部注）にSNSでオンラインレッスンをおこなう「Cookin’ with Brooklyn」という料理番組を立ち上げた。

「（写真は）2、3年間、すごく楽しんだよ。妻の写真を撮るのが好きで、今でもフィルムカメラは全部持っているけど、今はただ楽しみのひとつになったかな。趣味のようなものだったね。僕はまだ、文字通り死ぬほど夢中になれるものを見つけようとしていて、それは料理なんだってわかったんだ」と彼は米誌『Variety』に語った。

妻に関する話をすると、ブルックリンはクロエ・グレース・モレッツを含む、知名度の高い女性と次々とデートしてきた。しかし2019年10月、モデルで大富豪（アメリカ人実業家ネルソン・ペルツ※編集部注）の娘であるニコラ・ペルツと交際を開始。2人は1年も経たないうちに婚約し、2022年4月に結婚した。

ニコラがベッカム一家とそろって休暇を過ごすところも目撃されている。2人の結婚式についてヴィクトリアは、米NBCの朝の情報・ニュース番組『TODAY』で「美しい結婚式だったわ」と語った。「母親として、息子が幸せそうな姿を見るのは、とても意味のあることよ。これ以上何を求めることができる？」

ニコラとヴィクトリアの間には確執があるといううわさが広まっていたが、2人は現在、良好な関係にあるようだ。

「何度も言っているでしょ。確執なんてない。知らないわ。誰もいいことについては書きたがらないものよ」とニコラ。2023年3月、米誌『PEOPLE』にこう語っている。「私の人生であれ、他の人の人生であれ、何であれ、真実を知っていながら、まったく間違ったことを（記事で）読むのは、本当に奇妙なことだわ」

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