『プラダを着た悪魔2』が世界的な大ヒットとなったほか、2026年9月11日(金)から日本でも公開となるクリストファー・ノーラン監督の最新作『オデュッセイア』で重要なキャラクターを演じるなど、快進撃を続けているアン・ハサウェイ、43歳。今年は全米で5本の出演映画が公開され、プライベートでは第3子を妊娠中と、これまで以上に多忙な日々を送る彼女が、オーストラリア版『marie claire』の表紙を飾った。そのインタビューの一部を紹介する。マリ・クレール インターナショナルのオーストラリア版デジタル記事よりお届け。
アン・ハサウェイ「40代に入って、さらにギアが上がるとは思っていなかった」
アンは俳優として、かつてないほど多忙な日々を送っている。
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アン・ハサウェイは、自身のキャリアをこれまで大きく2つの時期に分けて捉えているという。第1期は、『プリティ・プリンセス』や『プラダを着た悪魔』から、アカデミー賞を受賞した『レ・ミゼラブル』まで、ハリウッドで瞬く間にスターへの階段を駆け上がった時期だ。
そして第2期には、アダム・シュルマンとの結婚、息子ジョナサンとジャックの誕生、断酒を経験し、俳優業以外の人生にもより多くの時間を割きたいと考えるようになった。
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オーストラリア版『marie claire』9月号では、そんな彼女が新たに迎えた第3期について明かし、それを「これまでの2つの調和を模索する」時期だと表現している。
ただ、はたから見ると、その「調和」はなかなか見えてこないかもしれない。というのも、アンはこれまでのキャリアのなかでもひときわ多忙な一年の真っただ中にあり、今年だけでも5本の出演映画が公開されるからだ。
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2026年5月には、A24のミュージカルドラマ映画『Mother Mary(原題)』でミカエラ・コールと共演し、問題を抱えるポップ界のスーパースターを演じた(日本未公開)。
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同月には『プラダを着た悪魔2』で再びアンディ・サックス役を演じ、前作から約20年を経て、メリル・ストリープ、エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチと再共演を果たした。
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7月には、クリストファー・ノーラン監督が壮大なスケールで描く、古代ギリシャの叙事詩『オデュッセイア』を映画化した作品で、王妃ペネロペ役を務め、マット・デイモン、トム・ホランド、ゼンデイヤと共演した(日本では9月11日公開)。
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8月に公開された『オークストリートの異変』では、家族と暮らしていた郊外の住宅街が謎めいた現象によって、危険な先史時代の世界へとワープしてしまう母親を演じた(8月14日に日米同時公開)。
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そして10月には、コリーン・フーヴァーによる心理スリラー小説を映画化した『ヴェリティ/Verity』で、物語の鍵を握る謎めいたベストセラー作家を演じ、ダコタ・ジョンソン、ジョシュ・ハートネットと共演する(日本では11月6日公開)。
さらに、現在は第3子を妊娠中でもある。
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しかしアンにとって、「調和」と「バランス」は同じものではない。実際には、「バランス」を取ることについては、ほとんど諦めているという。「友人たちともこの話をよくするのですが、実のところ、私たちは“ワークバランス”という考え方にすっかり参ってしまっているんです」と、表紙を飾るアンは語る。
その代わりに彼女が目を向けているのは、もっと無理のない考え方だ。人生の比重が一方からもう一方へと移り変わることを受け入れ、両者を常に同じ重さに保とうとはしないことだ。「私たちは、人生を調和させることを目指しています」
さらに表紙インタビューでは、年齢を重ねることについて率直に語り、若い時期が必ずしも人生で最良の時期とは限らないという考えを明かしている。「年齢を重ねることについて語るとき、人生の前半こそが最も幸せで、最も充実した時期だという前提で話が進むことがとても多いですよね。でも私は、それが必ずしも正しいとは思いません」と彼女は語る。
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現在43歳のアンは、年齢を重ねたことで訪れた変化に自分でも驚いていることを認めている。「40歳になって、さらにもう一段ギアが上がるとは思っていませんでした」。
また、変化していく自分の体を違った視点から見るようになったとも語り、最近家族で休暇を過ごした際、水着姿の自分に自信が持てなくなったときのことを振り返った。
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若い頃のような姿だったらと願うのではなく、彼女は目の前にある自分の体を見て、「あなたは43歳なのよ」と自分自身に言い聞かせたという。すると、見方はたちまち変わった。「43歳の体として見てみたら、『まあ、いいじゃない』と思えたんです」
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『オークストリートの異変』は現在劇場公開中(日本でも上映中)で、『ヴェリティ/Verity』は10月1日(現地時間)から劇場公開される(日本では11月6日公開)。※1990年公開のカーレース映画『デイズ・オブ・サンダー』続編で、トム・クルーズと初共演することも発表された。2028年公開予定。
インタビュー全文は、現在発売中のオーストラリア版『marie claire』9月号で読むことができる。
translation & adaptation: Akiko Eguchi
関連情報This article was originally published by the team at
Marie Claire AUSTRALIA