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2022年度 マリ・クレール ボーテ大賞発表 !
2022.4.21
世界中に数あるコスメ大賞の先駆けとしてスタートし、今年で36回目を迎えたコスメ業界のアカデミー賞こと「マリ・クレール ボーテ大賞」。
Beauty
2022.4.21
世界中に数あるコスメ大賞の先駆けとしてスタートし、今年で36回目を迎えたコスメ業界のアカデミー賞こと「マリ・クレール ボーテ大賞」。
[INDEX]
今年も数多くの新製品が発売される中、各国を代表するジャーナリストやエディターなど美のプロが集い、イノベーション(革新性)、デザイン、テクスチャーなど様々な面から厳正なる審査を実施。フランス版『マリ・クレール』のボーテ部門編集長率いる審査員らによって選ばれた「インターナショナル賞」と、日本を代表する美容ジャーナリスト、エディターらにより「日本賞」に選出された、もっとも革新的なプロダクトを一挙に紹介。
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『マリ・クレール』の審査員24名が数十回に及ぶテストを行った結果、選ばれた「インターナショナル賞」。6ブランドのベストプロダクトをチェック!
クリーンでサステナブル。フランスのラグジュアリーブランドの象徴
審査員コメント
●特にクリーンとサステナブルにおいて、アバンギャルドでイノベーティブなブランド(『マリ・クレール』UK)
●ラグジュアリーへの追求を保ちつつ、環境問題に挑戦するグローバルプロジェクト(『Version Femina』Sophie Michard)
〈左から〉テラコッタ ラ プードル ブロンザント(日本未発売)、アベイユ ロイヤル アイR セロム 20mL ¥14,630、キスキス シャイン ブルーム 全19色 各¥4,730、アベイユ ロイヤル アドバンスト ウォータリー オイル 50mL ¥18,810
お問い合わせ先: ゲランお客様窓口/0120-140-677
変化するテクスチャーに思わず魅了される多機能バーム
審査員コメント
●この2つのバームは敏感肌の人にとって必需品になる(『マリ・クレール』イタリア)
●私の夜の簡単で快楽的な儀式!ル バーム デマキヤントは魔法!(『マリ・クレール』USA)
〈左から〉プレステージ ル バーム デマキヤント 150mL ¥11,550、シカ バーム 75mL ¥6,490
お問い合わせ先: パルファン・クリスチャン・ディオール/03-3239-0618
独自の熱活性技術で、ドライヤーなどの熱から髪を保護&補修。まさに輝く髪の救世主
審査員コメント
●軽いつけ心地のクリームはドライヤーやヘアアイロンから髪を保護してくれる。香りも最高!(『Biba』Fabienne Lagoarde)
●私の髪がより柔らかく、健やかになり、ほどきやすくなった(『マリ・クレール』韓国)
ヘア リチュアル ザ クリーム 230 150mL ¥10,230
お問い合わせ先: シスレージャパン/03-5771-6217
自分仕様の美容ルーティンが叶う。クリーンで遊び心に溢れたスキンケアブランド
審査員コメント
●「ドランク エレファント」は美容業界をリフレッシュさせる!(『Avantages』Gertrude Guesdon)
●最適な有効成分、パッケージ、そして効果・効能まで超クールなブランド(『マリ・クレール』ブラジル)
お問い合わせ先: ドランク エレファント サポートセンター/0120-050-529
自然の力で自己再生力もアップ。ふっくら、明るく、引き締まった印象の肌へ導く、パワフル美容液
審査員コメント
●顔のトーンが薔薇色になり、フレッシュで、肌のキメが滑らかに!(『Cosmopolitan』Emmanuelle Lannes)
●瞬時に肌の輝きが回復する最高の高濃度セラム(『マリ・クレール』オーストラリア)
アプソリュ インテンシブ エッセンス 30mL ¥44,000
お問い合わせ先: ランコムお客様相談室/0120-483-666
保湿力、カバー力も完璧! ハイブリッドなセラム ファンデーションで一日中透明感のある肌に
審査員コメント
●信じられないカバー力、保湿力、そして軽さを達成してくれる!(『マリ・クレール』ブラジル)
●肌のトーンが一日中輝いていることがわかる(『Femme Actuelle』Virginie de Tarlé)
サブリマージュ レサンス ドゥ タン 40mL 全6色 各¥19,250(専用ブラシ付き)
お問い合わせ先: シャネル カスタマーケア/0120-525-519
各国の『マリ・クレール』でも本国に倣い、独自の審査団を設け、ナショナル賞を選定。メイクアップ、スキンケア、ボディケア、コンセプト部門から、厳正なる審査の結果、「日本賞」に輝いた5品を紹介。
職人の手仕事を尊ぶエルメスから生まれた初のネイルコレクション。卓越した色彩と美しいツヤは、エルメスのエナメルブレスレットにみられる“エナメル加工”技術で培われた知識と経験が生かされている。爪を愛おしむため、天然由来成分を71%配合したナチュラルな処方も◎。
審査員コメント
●ただ美しいのではなく、素材やつけ心地にまでこだわりぬいた1品(藤尾)
●「職人の手」を尊ぶ姿勢から生まれた、今までにない色とツヤに感動(松本)
●鮮やかで官能的なツヤを持つので所作も気付けば綺麗に(Nathalie)
●どのカラーも絶妙なニュアンスで、指先をエレガントに彩る(宇野)
●パッケージがあまりにも素敵! 一度塗りで完璧な発色と美しさ(松井)
●ガラスのようなツヤを纏い指先からすべての行動に美しさと洗練が行き渡る(石井)
レ マン エルメス ヴェルニ エマイユ15mL 全24色 各¥5,720
お問い合わせ先: エルメスジャポン/03-3569-3300
オレンジブラウンのグラデーションをセットした4色アイシャドウパレット。特別なテクニックがなくても、誰でも簡単に旬な目もとを演出できると発売以来、大人気に。絶妙なパール感や強すぎない発色、肌なじみのよさとこなれ感の両立を叶える逸品。
審査員コメント
●絶妙な質感と色のバランスで、大人の上品な目もとに仕上がる(MICHIRU)
●まぶたの一部になるように溶け込んで、放たれる色ツヤに思わず自惚れる(松本)
●上品な赤みを秘めたトレンド感溢れるブラウン系は、使えるリアルコスメの代表(倉田)
●沈みがちな目もともパッと明るく照らす最愛アイシャドウ(Nathalie)
●粉体のキメ細かさなど上質な使い心地で、大人の女性はもちろんZ世代にも支持された点が印象的(宇野)
シグニチャー カラー アイズ 02 ¥7,700
お問い合わせ先: スック/0120-988-761
コスメデコルテ人気No.1美容液「モイスチュア リポソーム」が発売から29年目にして初のリニューアル。進化を遂げた美容液は、1滴に1兆個の美肌カプセルが角層のすみずみにまで浸透。ハリ、ツヤ、透明感、うるおい、乾燥小ジワなどの11の美肌要素にアプローチ。
審査員コメント
●伝説の美容液が、そのよさを損なうことなく進化。すみずみまで届く保湿実感がすごい(倉田)
●のせた瞬間、肌そのものになり変わる手応えに圧倒的な信頼感(石井)
●好調が続く、知らぬ間に上向く。どんな肌も感動する、奇跡の一滴(松本)
●肌を押し返すほどのうるおいで満たされる感覚がお気に入り(Nathalie)
●ブースターの頂点のような名品。みずみずしいテクスチャーで翌朝までしっかりうるおうので手放せない(松井)
リポソーム アドバンスト リペアセラム50mL ¥12,100
お問い合わせ先: コスメデコルテ/0120-763-325
ふくらはぎのむくみ、足の肥厚や乾燥など、複雑化する現代人の足の悩みに着目した、大人のための「足・すね」専用美容液。足首、かかと、年齢とともに浮き出るふくらはぎの血管など、塗るだけで温めて巡らせるので、すっきりとしたスキンケア効果をもたらす。
審査員コメント
●うっとりするような香りのよさと使った後のうるおいでくすみ知らずの透明感を育む肌に(MICHIRU)
●マッサージしやすいテクスチャーと心地いい温感が、脚の疲れや不快感を和らげる現代女性のお守り(倉田)
●じんわり温かな感触と、力強い精油の香りにストレスも解放されるよう(宇野)
●ジェルオイル状の優れた浸透力で、たちまち足の皮膚すべてがしっとりと生まれ変わったように艶やかに。むくみもすっきり(松井)
エレメンタリー フット&シン トリートメントジェリー 30g ¥13,200
お問い合わせ先: イトリン/0120-151-106
肌だけでなく、生活の基盤となる睡眠自体を改善することを目的とした美容クリーム。ラベンダーやセダーウッドなど国産の天然植物精油を高濃度に配合したビオ エナジェティックコンプレックスをカプセル化。寝ている間に肌の基底膜へとアプローチし、翌朝までうるおいが持続する。
審査員コメント
●ジェンダーもなく、サステナブルなビューティーはまさに今の時代の気分に合う(藤尾)
●精油の香りがダイレクトに脳まで届く、入眠に最高なクリーム(石井)
●肌に吸いつくような深い保湿感、安らぎで満たされる香りも素晴らしく、疲れた日に無意識に手が伸びるクリーム(宇野)
●スキンケアをライフスタイルとリンクさせた21世紀的ブランド。私たちが自然とともにあることを再認識(倉田)●疲れていても、濃密なクリームの深い香りで「たっぷり眠った肌」に(松本)
フィトスリーピングクリーム30g ¥11,000
お問い合わせ先: アスレティア/0120-220-415
ヴェーダスカルプブラシ BS for Salon
頭皮を刺激しながら整える引き締まったフェイスラインへ
自宅でプロ並みのお手入れが叶うと、発売前のイベントで話題を集めたのが、こちらの頭皮&フェイス両用の美容機器。健やかな肌や髪の要となる頭皮に着目して独自開発されたエレクトロカレントモードに加え、LEDによるMOISTモードを搭載することでイオン導出/導入を実現。さらに毎分約7,000回の振動を組み合わせれば、肌の引き締めや美容液の角層への浸透機能を発揮する。防滴仕様でお風呂で使用できるこだわりの技術はそのままに、肌や頭皮が乾いた状態でも心地よくケアできるのが魅力。ハイエンドなデザインで、パートナーとお手入れを楽しむ人も続出。おうち時間を豊かなものにしてくれる。
Editor’s Voice
「思いのほか凝っている頭皮をほぐし弛めることで、顔まですっきり。クセになる気持ちよさで疲れがリリースされ、睡眠の質も上がりそう」(美容ジャーナリスト 倉田真由美)「痛みを感じさせない心地よい刺激がやみつきで毎晩手が伸びます」(エディター Nathalie)
ダブル セーラム アイ
2相式の濃密なセラムで存在感溢れる目もとを叶える
マスク生活が長引く中、“目もと美容”への期待に応える形で誕生したアイセラムが堂々の受賞。ブランドを代表する2相式美容液の形状はそのままに、年齢を感じやすい目もとをケアする13種の植物由来成分を新たに構成して採用。エマルジョンとジェルをフレッシュな状態で混ぜ合わせて塗布すれば、繊細な目もとにもすっとなじむテクスチャーへと変身。うるおいに満ち溢れた滑らかな目もとへと導く。量を調整できるダイヤル付きなので朝晩のシーンに適したお手入れが可能。なお、全国発売に先駆けて行われたイベントでは多くのファンがかけつけたのだとか。早くも時代を超えた名品になりそう!
Editor’s Voice
「軽やかな感触でスッと浸透。マスク生活で目もとに視線が集まる中、明るさとふっくら感をもたらす名作アイケア」(美容ライター 宇野ナミコ)「目もとの繊細な肌に溶け込む快感。使うたび、ぴんとタイトになって影が消える!」(エディター 松本千登世)
アイデザイナー
あらゆる可能性を叶える色彩を眼差しに込めて
昨年6月のオープン当初から、クリーンビューティへのこだわり、ハイパフォーマンスなアイテム、そしてモードメイクを自在に楽しみたいという願いを持つ人の心を摑んだ「スナイデル ビューティ」。色彩のディテールにこだわって設計された6色は上段がマット、下段がパールと異なる質感で構成。クリアな発色と絶妙なくすみ感をもたらすのが特徴で、重ねてのせればテクニックレスで奥行き豊かな立体感が叶う。なお、シリコン&動物由来成分フリーをはじめ、肌や環境に優しい仕様も好ポイント。チークやアイブロウ、ノーズシャドウとして活用できるマルチユースさも、高い支持を得た。
Editor’s Voice
「スモーキーな色、マットと輝きのバランス、絶妙な配色。主張しないのにはっとさせる!」(エディター 松本千登世)「微妙なくすみ加減のパステルカラーが、目もとをスタイリッシュに見せることうけあい。捨て色なしの理想パレット」(美容ジャーナリスト 倉田真由美)
■マリ・クレール ボーテ大賞に寄せて
田居克人/『marie claire』編集長
毎年、数多くの新製品が登場する化粧品業界。その多くの中から世界で最も権威があるといわれる「マリ・クレール ボーテ大賞」のインターナショナル賞と日本賞に選ばれたのは、みな読者の納得のいくものばかりだと思います。今までの審査基準であったイノベーション、デザイン、テクスチャーなどに、昨年からはSDGsへの配慮も加わり、さらに厳しい条件での審査でした。その中で職人の手仕事に対しても目が向けられたのは、『マリ・クレール』らしい部分だと思います。閉塞感の強い時代ですが、各企業や化粧品業界の方々のたゆみない研究と努力が、美しくありたいと願う人たちに光と希望を与えています。『マリ・クレール』もこの賞を通じて、少しでもそんな化粧品業界を応援していきたいと思います。
■2022年 マリ・クレール ボーテ大賞「日本賞」審査員
倉田真由美(くらた まゆみ)/美容ジャーナリスト
35年以上のキャリアを持つ美容ジャーナリストの草分け的存在。女性誌の美容ページや新聞のコラムなどで執筆する傍ら、美容やエイジングケアにまつわる講演などで活躍。marieclairejapon.comでブログ「倉田真由美のBeauty Life」を連載中。
松本千登世(まつもと ちとせ)/エディター・ライター
雑誌や単行本など、美容や人物インタビューを中心に活動。『「ファンデーション」より「口紅」を先に塗ると誰でも美人になれる「いい加減」美容のすすめ』(講談社)ほか著書多数。
宇野ナミコ(うの なみこ)/美容ライター
ライター歴25年以上。雑誌やWEB、広告等で美容の記事を執筆中。スキンケアからヘアケアに至るまで幅広い分野を精力的に取材し、分かりやすい文章に定評がある。
藤尾瑞子(ふじお たまこ)/ビューティー営業統括部 化粧品商品部 マーチャンダイザー
阪急百貨店化粧品バイヤーを経て2019年より現職。化粧品担当以前から日本未発売の化粧品を集めるなど、国内外の製品に関心が高い。
MICHIRU(ミチル)/メイクアップアーティスト
モード感とパーソナルな美しさを独自の感性で引き出すメイクに、女優やモデルから絶大な信頼を得る。オーガニックやインナービューティーにも造詣が深い。
石井美保(いしい みほ)/美容家
麻布十番のトータルビューティーサロン「Riche」オーナー。エイジレスな美貌と美容に関する深い知識を生かし、多方面で活躍中。
松井里加(まつい りか)/メイクアップアーティスト
2000年よりニューヨークで活動し、06年に帰国。現在、ファッション、ビューティーともにグローバルに活動中。この春、ビューティーブランド「セラリー」を立ち上げ。https://selaly.jp
Nathalie(ナタリー)/ビューティーエディター
日仏ビヤンネートル協会代表。日本とフランスのライフスタイルを融合したオリジナルのビューティーメソッドや、海外トレンドを踏まえた美容情報を執筆。
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©︎marie claire/p16-17photos: Mélissa De Araujo / set design: Pierre Vaillant / p18photo: Eri Hosomi / text: Nathalie
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