去年の初めに撮影を終えてから、新しい作品を準備しながら、とても忙しく過ごしていました。自分が演じた「ムヒ」への思いを忘れかけていた頃に作品が公開され、最近は当時のことをまた思い出すようになりましたね。1年が経った今でも、撮影当時の記憶が鮮明に残っています。
──多くの国を行き来しながらの撮影では、記憶に残る瞬間が多かったと思います。
海外でのドラマ撮影は初めてだったのですが、出演者だけでなくスタッフの皆さんとも自然と距離が縮まり、戦友愛のようなものが生まれました(笑)。言葉がうまく通じないからこそ、お互いが一丸となった瞬間や、撮影現場に韓国料理が残っているとみんなで分け合って食べたことが思い出されます。作品に四季がすべて収められているので、振り返ると1年間の長い旅に行ってきたような気がします。
温かみのあるバニラ色の空気に抱かれたような午後。コ ユンジョンの芯のある眼差しと、温かな光が照らす上質な肌が目を引く。シャネルのサブリマージュ ル セラムは、肌にうるおいと心地よさ、ハリ、そして輝きをもたらしてくれる。
ピアス、ジャケット、トップス/すべて参考商品
静かで落ち着いた雰囲気の中で、肌の輝きを強調したメイクに挑戦しました 。最近は、メイクアップのグラビアが中心だったので、スキンケアラインをテーマにした撮影は、新鮮な感覚でした。肌の上から自然にツヤが立ち上がるメイクを色々試したのですが、ほのかな光が画面にも綺麗に表現されたと思います。
──最近のバラエティ番組「マニトクラブ」では、率直で飾らない姿を見せてくれています。普段、身近な人にはどのように気持ちを伝えていますか?
目立たないように気持ちを伝えるというマニト(Manito=秘密の友達)番組の趣旨が、私の性格によく合っている気がします。普段から大切な人たちに「好きだ」と言葉で表現するのは少し苦手な方。その代わり、相手が何気なく言った言葉を覚えていて、それをプレゼントしたり、形で表現します。もちろん、相手が言葉での表現を望むなら、そうできるように努力しますけれど。
シャネルのサブリマージュ ル セラムは、主成分のヴァニラ プラニフォリア PFA※1の力が肌の土台をしっかりとうるおいで満たし、重ねるほどになめらかで崇高な輝きを放つ。
ピアス、ジャケット、スカート、トップス、シューズ/すべて参考商品
※1 バニラ果実油(保湿成分)シャネル独自の分離抽出プロセス、ポリフラクショニング(PFA)
Netflixシリーズ『誰だって無価値な自分と闘っている』で、映画会社チェ・フィルム所属の企画プロデューサー「ピョン・ウナ」役を演じていますが、映画業界を舞台にした物語なので、共感できるシーンがたくさんありました。一つの作品が作られるまでの過程が、ものすごくリアルに描かれているんです 。ドラマ「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」や「私の解放日誌」も手がけた、脚本家パク・ヘヨン特有の雰囲気を生かしつつ、随所にコメディ要素がちりばめられていて、私には希望に満ちた物語のようにも感じられました。
──前作との温度差が大きいだろうなと察しました。演じた人物のどんな点に特に興味を惹かれましたか?
前作とは正反対の性格だったので魅力を感じたのだと思います。ムヒが鮮やかな色で輝く人物だとしたら、ウナは無彩色に近いです。二人とも、表には出さない深い不安を内面に抱えていますが、感情表現が違う点も興味深かったです。ムヒは感情を表に出すことに慣れているキャラクターだったのでセリフ量が多く、ウナは絶えず自分自身の内側に入り込んで自身に問いかける人物なので、セリフの合間にある「余白」が多い。口数は少ないですが、時折ポツリと放つ一言に鋭い真実が込められていて、言葉の持つ重みが大きい子ですね。 二人とも私とは違うタイプですが、私はウナに近いと思います。私もメンタルが辛かったり不安だったりする時、誰かに打ち明けるよりは自分で整理しようとするタイプ。感情が大きく揺れ動く時は、静まるまでじっと待つ方ですね。
真昼の光が顔の上をかすめるように通り過ぎ、肌のキメを美しく浮かび上がらせる。温かな午後の空気と調和するかのように、コ ユンジョンの活力が満ち、優雅に輝く肌を完成させたシャネルのサブリマージュ コレクション。その中核となるのがヴァニラ プラニフォリア PFA※1
※1 バニラ果実油(保湿成分) シャネル独自の分離抽出プロセス、ポリフラクショニング(PFA)
感受性が豊かで、繊細で、鋭敏な人物を演じていると、普段は見過ごしてしまいがちな些細な感情を、より丁寧に見つめるようになる気がします。見慣れていて当たり前だと思っていたことも、振り返ればとてもありがたいことだったのだと気づかされますし、私が演じた人物たちと似た周囲の人々を理解する方法も、少し変わったように思います。
──コ ユンジョンという俳優が歩んできた作品を見ると、多彩なジャンルやストーリーへの関心が感じられます。作品を選ぶ時は、「新しさ」を選択する方ですか?
「やりたいこと」と「うまくできること」の間で、いつも前者を選んできた気がします。もちろん、だんだんと作品の中での責任が大きくなるにつれて、自然とその二つの交差点を探すようになりますが、新しい選択をするたびに向き合う予想外の事や可能性は、私にとっていつもポジティブな刺激になってくれます。
「顔はあなたの内なる世界を映し出す鏡。その鏡を、十分にお手入れしてあげなさい」。ガブリエル シャネルのこの言葉は、サブリマージュという名の下で一つの肌哲学へとつながる。慣習から抜け出し、自由を叫んだ彼女の美学を体現するサブリマージュ。肌は単なる結果ではなく、時間と経験が紡いだ自分らしさの証。
〈上から〉サブリマージュ レクストレ ドゥ ユイル 15mL ¥86,900、サブリマージュ ル セラム 30mL ¥64,900、サブリマージュ ラ クレーム フィン 50g ¥61,600、サブリマージュ ル ボーム N 50g ¥72,600 /すべてシャネル
※本記事に掲載の製品は、7月8日に価格改定予定です。詳細については本誌ショップリスト記載のシャネル カスタマー ケア センターまでお問い合わせください。
デビュー当初は、経験不足からくる緊張感が大きかったです。ドラマ「ロースクール」では、同世代の俳優たちとお互いに支え合いながらシーンを作り上げていったのですが、その時に初めて現場の楽しさを知りました。100人近い人々が一緒に一つの作品を作っていくという感覚、その一体感が本当に心地よかったんです。その後「還魂」「ムービング」「いつかは賢いレジデント生活」を経験していく中で、演技そのものに面白さを感じるようになりました。仲間ができたことで現場が居心地よくなり、もっと上手くなりたいという欲も自然と湧いてきました。
── 一緒に作品を作っていく俳優たちと関係が深まる中で、作品の見方に変化はありましたか?
以前は好きな作品を中心に観ていましたが、最近は心の余裕がなくても、新しい作品が出ると第1話は必ずチェックします。『誰だって無価値な自分と闘っている』を撮影しながら、自分に届く台本の一冊一冊がどれほど過酷な過程を経て作られるのかを、より実感するようになりました。ヒットするかどうかは別として、「この作品が今、世に出るのには理由があるはずだ」という気持ち、そして「これから長い時間を共にする仲間たちの作品だ」という思いで観るようになった気がします 。
シャネルのサブリマージュ レクストレ ドゥ ユイルは、ヴァニラ プラニフォリア PFA※1と稀少なオイル成分※2が溶け合い、肌の奥深くへと静かに浸透※3。シャネル独自の分離抽出プロセスを経て、濃縮されたヴァニラ プラニフォリア PFAにスウェルティア エキス※4が加わることで、ゆっくりと、確実に肌へと染み込んでいく※5。肌のキメを整え、止まっていたリズムを再び刻むように、肌はいきいきと、満ち溢れるような生命力を放つ。
※1 バニラ果実油(保湿成分) シャネル独自の分離抽出プロセス、ポリフラクショニング(PFA)
※2(カプリル酸/カプリン酸)ヤシアルキル、バニラ花エキス(保湿成分)
※3 角質層まで
※4 チレッタセンブリエキス(保湿成分)
※5 角質層まで
ほんの少しです。以前、絵を描いていた時は、自分は何が得意で何が苦手なのかを理解していました。足りない部分は補い、強みは活かしながら、比較的スマートなやり方で絵を描いていたと思います。演技を不慣れに感じていた時期を乗り越えたことで、当時の感覚に少しずつ近づいている気がします。ですが、やっと適応した段階。少しでも「確信が持てたかな」と思うと、予想を裏切られることが多いので(笑)。今は、上手くなりたいという気持ちや期待は一度置いて、テイク毎に、真摯に臨むよう努力しています。
──この先どのような心構えで続けていきたいですか?
最初と大きく変わっていないと感じます。明日は、次の現場ではどんなことが起きるか、自分の演技にはどんな変化があるか、変わらず気になりますし楽しみです。一つのことを長く続けていると、新しい刺激に慣れてしまう瞬間がきっと来るはずですが、演技においてはその時期ができるだけ遅く来てほしいです。鈍感になりたくないですね。
シャネル カスタマー ケア センター tel: 0120-525-519
関連情報
【雑誌『marie claire』のPDFマガジンダウンロードページ】
©︎marie claire/photos: Go Won Tae / beauty editor: Kim Sang Eun / features editor: Ahn Yoo Jin / translation: Eri Masuda