大阪のランドマーク「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」の高層階にある『コンラッド大阪』は、インスピレーションをかき立ててくれる魅力的なホテル。特に、革新的なコース料理として注目される「デザートバー」と、ウェルビーイングコスメブランド「ISUN(アイサン)」を使ったスパトリートメントは、リピートしたくなるほど心を動かされました。
目と舌で、大人が楽しめる「mudae.(ムデ)by Justin Lee」の「デザートバー」
『コンラッド大阪』のレストラン「C:GRILL」内のカウンターエリアで、「デザートバー」が新たに開始された、というニュースを耳にしたとき、スイーツ好きの若い子たちのもの、と勝手に思い込んでしまった私。けれど、実際に体験してみると、それは今までの価値観を大きく覆す、想像以上のものでした。
この「デザートバー」を監修しているのは、韓国で高い評価を得ている人気パティシエのJustin Lee(ジャスティン・リー)氏。デザートと銘打たれたからといってすべてが甘いわけではなく、フランス料理やイタリア料理のようでもあり、それでいてスイーツとしての存在感もある、新感覚のコース料理といえます。それを証明するのが、カプレーゼ、カルボナーラ、というように、一つひとつにつけられたネーミングです。が、もちろん一般的なそれらとは異なるユニークさ。気になったら、ぜひ一人一人の目と舌で確かめていただきたい、というのが私の率直な感想です。
ランチコース(5品) 1人¥8,000。コーヒー、または紅茶付き。カクテル、またはモクテルとのペアリング、アラカルトでの注文もできる。完全予約制
わずか12席のカウンターのみという特別感と、シェフが目の前で仕上げてくれるエンターテインメント性は、まさに韓国語で「舞台」を意味する「mudae.(ムデ)」のよう。予測不能の組み合わせや食感が楽しく、心ゆくまで満喫できました。一部のお皿は、夏には夏、秋には秋を感じさせる素材に変わるため、季節ごとにリピートしたくなります。
写真は、トマトとバジル、パルメザンチーズ、ブラックオリーブなどを組み合わせたカプレーゼ。バルサミコ酢のツンとした酸味がないまろやかなおいしさ
甘いケーキやパフェを好きなだけ食べられる、いわゆるスイーツビュッフェとはまったく異なる「デザートバー」は、大人にこそふさわしい新しい食体験といえるでしょう。
ジェムストーンのパワーで心身に調和をもたらす「ISUN(アイサン)」のスパ
スパトリートメントを受ける目的は、リラックスと肌やボディを磨き上げることだといえます。けれど『コンラッド大阪』のスパを利用して感じたのは、それらに加え、“魂”を浄化して整えるような深いヒーリング効果でした。
ゆとりある空間と機能的なバスルームなどの作りが居心地抜群のエグゼクティブルーム。ベッドの上には、コレクターも多い「コンラッド・ベア」と「コンラッド・ダック」が置かれていて、宿泊者は記念に持ち帰ることができる

館内にさまざまなアート作品があることでも有名な『コンラッド大阪』。特に印象的なのは、ロビーで私たちゲストを出迎えてくれる、彫刻家の名和晃平氏により手がけられた「Fu / Rai」。風神雷神像をモチーフに、マイクロビーズの球体で構成されている
ここで使われている「ISUN(アイサン)」は、アメリカ コロラド州にあるサンファン山脈で生まれたワイルドクラフト&オーガニックなブランド。自然界が持つエネルギーを活かし、肌と身体、心に備わっている生命力に、ピュアでダイナミックなアプローチをします。
トリートメントは、カウンセリングによって心身のバランスや心の状態を把握(はあく)することからスタートします。それに伴って、5種類のジェムストーンと、それを配合したオイルから自分に合ったセットが選ばれ、フットバスをしているときもトリートメント中も、選択したジェムストーンを手のひらで包み込むようにしておくのが特徴。それぞれのジェムストーンがもたらす意味やオイルの香りを感じ、深く呼吸をすることで、メディテーションをしているような不思議な感覚になり、心の奥がすーっと心が穏やかになっていきます。
アメジスト、ラピスラズリ、ローズクオーツ、カーネリアン、ガーネットという5種類のジェムストーンと、それを配合したオイルから1つを選び、トリートメントに活用する
私が体験したした「パーソナライズド マッサージ」(60分 ¥26,900、90分 ¥31,300)は、その日の体調や一人一人の肌質に合わせてセラピストがカスタマイズするトリートメントですが、ジェムストーンが持つ波動も相まって、筋肉の疲れとコリが和らぐだけではない、もっと深い効果を感じました。
清潔感のあるトリートメントルーム。あえてシェードを下ろさず、大阪の街や淀川などをながめながら過ごすのもいい

今回の私に必要なのはアメジスト。フットバスやトリートメントをしているときも手で優しく包み込み、そのパワーを全身に巡らせる
窓から見える淀川や遠くに連なる生駒山の風景にも心が洗われ、また大阪に行く機会があったら、ぜひ宿泊したいと思いました。
photo & text: Mayumi Kurata
お問い合わせ先コンラッド大阪
web:
https://conrad-osaka.hiltonjapan.co.jpinstagram:
@conradosakaスパ専用 mail:
OSACI.SPA@ConradHotels.com Profile
倉田真由美(くらた・まゆみ)
35年以上のキャリアを持つ美容ジャーナリストの草分け的存在。女性誌の美容ページや新聞のコラムなどで執筆する傍ら、美容やエイジングケアにまつわる講演などで活躍。
instagram:
@mayumikurata_beauty