モノよりコトが求められる時代。生活の中で楽しむ香りを提案する「ESTEBAN(エステバン)」は、まるで香りのワンダーランド。肌にまとう香りはもちろんのこと、インテリア空間で、あるいは家事をしながら楽しめる香りなどがあり、お香づくり体験も人気を集めています。
1980年、ジャン・マックス・エステバン氏により、南仏モンペリエで誕生した「ESTEBAN」。自らセスナ機を操縦し、世界中を旅していた彼は、異国の地で出会った人々の暮らしや景色、自然の素晴らしさにインスパイアされ、香りをテーマとした小さなアトリエをつくりました。マイクロセラミック(素焼きの陶器)に、南仏の花々や大地の恵みの香りを封じ込めるという彼が確立したスタイルは、形のない香りに造形を与えるインテリアフレグランスという新しい価値を世に知らしめたのです。

東京・銀座にある「ESTEBAN GINZA」では、そんな「ESTEBAN」の精神が息づくフレグランスキャンドルやディフューザー、ルームスプレー、インセンス(お香)など、さまざまな香りのアイテムがそろっています。
私がとてもユニークだと思ったのは、乗用車の空調部分に取りつける自然素材セラミックの「カーフレグランス」や、自然素材でつくられたハウスクリーン用の洗剤など。いずれも一般的な人工的な香りとは異なるナチュラルな香りなのが魅力。移動や掃除といった日常の瞬間を快適なものにしてくれる魔法のようなアイテムです。

今年7月から新しく始まった「インセンス(お香)づくりワークショップ」は、香りをさらに身近に感じることのできる体験です。30種類を超える店内にある香りの中から、好みの一つを見つけることから体験は始まります。それを用意されているクスノキ科の常緑高木、椨(たぶ)の木の粉に15滴ほど垂らし、水を加えてムラなく丁寧に混ぜ合わせ、好みの形にするという段取りです。シンプルな作業ですが、ほとんどのお香の主原料が、椨の樹皮だということを初めて知るといった新しい発見も。また、作業中も自分が選んだ香りが、ほのかに立ちのぼり、それだけでもいい気分に。形づくったインセンスは、自宅に持ち帰り、風通しのいい場所で数日~1週間程度、乾かしたら完成です。


製品のおよそ90%は、今も南仏のアトリエ工場でつくられている「ESTEBAN」。ですが、店内で販売されているインセンス(お香)は、南仏で創香されたフレグランスを、450年も続く伝統の薫香技術を持つ「日本香堂」によってつくられた、いうなれば日仏合作。忙しい日常の中で、香りのインセンスを灯し、炎を見つめてぼーっとしたり、楽しく心地よく家事をしたり。インテリアフレグランスが、日常の中にささやかな喜びをもたらしてくれるでしょう。


・待望の『ラ・ボーテ ルイ・ヴィトン』がついにローンチ!
・「シックスセンシズ京都」でウェルネスとサステナビリティを体感する滞在を
ESTEBAN GINZA
東京都中央区銀座4-9-1
tel.03-3541-3451
営業時間:11:00~19:00
ESTEBAN
https://esteban.co.jp
Instagram: @esteban.jp_official
倉田真由美(くらた・まゆみ)
35年以上のキャリアを持つ美容ジャーナリストの草分け的存在。女性誌の美容ページや新聞のコラムなどで執筆する傍ら、美容やエイジングケアにまつわる講演などで活躍。
Instagram:@mayumikurata_beauty
Tags: