バラの香りで私に還る、肌と心のスキンケア【ナタリーの日仏ビヤンネートルのすゝめVol.13】

脳に最も素早く働きかける香りは、気持ちを上向きにさせるときに欠かせないエッセンス。心と肌をスッと鎮めて癒してくれるブランドとして私が愛用しているのが、「HANA ORGANIC（ハナ オーガニック）」です。

「HANA ORGANIC」は“わたしに還る ホリスティックケア”をコンセプトに、揺れ動く心と肌を優しく守り浄らかに導くアイテムがスタンバイ。肌が持つ常在菌の働きを高めるオーガニックスキンケアをはじめ、マインドフルネスにも働きかける心身の包括的な美しさが叶うブランドです。特に私にとって欠かすことができないのが、ブランドを象徴するエッセンスミスト“ダマスクばら水”です。

艶やかな香りの秘密は、ブルガリアの清浄な薔薇の谷で収穫されたバラの蕾。明け方のまさに開花しようとする瞬間のものを一つずつ手積みで収穫し、エッセンスを抽出。通常であれば貴重かつ高価なバラの精油がそのまま溶け込んでいることで、水滴一粒ずつに生命力溢れるバラの香りを感じることができるのです。

パーソナルスペースがバラで満たされるような感覚を楽しめる“ダマスクばら水”は、朝起きたときやメイク前、デスクで乾燥が気になるとき、そして気分を落ち着けたいときなど、いつもそっと心によりそってくれます。放置すればあっという間に砂漠肌になってしまう私にとって、ミストは必要不可欠ですが、これまで満足いくものには出合えていませんでした。気がつけば“ダマスクばら水”なしの生活は考えられないほど、自身のライフスタイルに根づいています。

9月には、今年初夏に収穫されたばかりのダマスクばら水をボトリングした限定のミストも誕生。私も早速試してみましたが、バラの香りがより芳醇で力強い印象。今年だけの旬の香りや質感を、ぜひ楽しんでみてください。

もうひとつ、私が外出時にお守りのようにポーチに忍ばせているのが“塗香（ずこう）ルミナイザー”。古来より、お坊さんが穢れを浄めるものとして携帯していたという塗香からインスパイアされたこちらのアイテムは、天然100％のオーガニックバームに希少な聖なる香木、老山白檀を配合。ほっと休まる香りと同時に、微細なパールを含んでいるので頬やおでこ、デコルテにそっとひと塗りすれば、マスクで沈みがちな表情に生きいきとした輝きとツヤを与えてくれます。

自分を心地良い空間で満たす瞬間が増えれば、ポジティブなライフサイクルが生み出されるはずです。