幾千もの花々をイメージした新「ミス ディオール オードゥ パルファン」が誕生!【倉田真由美のBeauty Life】

「愛に目覚めて」と語りかけるようなフレッシュ フローラル

「愛のように香るブレグランスを私に……」。長く暗い時代を経た1947年、女性たちに笑顔を取り戻したいという想いから誕生したのが「ミス ディオール」という、メゾンを象徴する香りでした。愛や幸せ、美しさ、調和を体現するこの香りは、明るい未来への希望にあふれ、当時の女性たちの心を捉えたのはもちろん、今も香り継がれる名香の一つとなっています。

あれから70数年。時代は変わり、この秋「ミス ディオール」も変化をします。自信にあふれ、生きていること、女性であることの喜びに胸をふるわすような香り。調香師フランソワ・ドゥマシーによる新たなコンポジションは、シグネチャーノートであるローズとジャスミンを讃えながら、高貴でパウダリーなアイリスと、官能的なピオニーとともにハーモニーを奏でます。ミレフィオリ(幾千もの花々)から放れる温かな光が、私たちを幸福感と美しさで満たすようです。

ジュリアン・フォールによる芸術的なボウ(リボン)

「ミス ディオール」といえば、ボトルのネックに結びつけられたボウが、やはり印象的。それは、真のクスチュール フレグランスであることの証です。新しい「ミス ディオール」のボウは、リボン クリエイターのジュリアン・フォールによるもの。396本もの糸を用い、伝統的な手法によって織られたジャガードのリボンが使われています。それは、まるでクチュールドレスのように美しく芸術的です。

何気ない日常に不安を覚える今、「ミス ディオール」が生まれたあの頃と同じように、世界中の女性たちが、愛やぬくもり、幸福を渇望しているはず。新しい「ミス ディオール」が、そこにあれば、目に映る光景が、頬をくすぐる風が、少し変わって感じられるかもしれません。未来はきっと明るい光に照らされたものであると。