感情を高めるヘアケア「オリベ（ORIBE）」【ナタリーの日仏ビヤンネートルのすゝめVol.8】

ある秋のNYで、他に類を見ない豊かな香りと美しいパッケージで私を虜にしたラグジュアリーヘアケアブランド「オリベ」。今年の４月末、花王がプレステージブランドとして日本での展開を本格的にスタートさせた。

NYの伝説的なのヘアアーティスト、オリベ・カレナス氏が創立した「オリベ」は、ジェニファー・ロペスやナオミ・キャンベルをはじめとするセレブリティやバックステージのスタイリングに欠かせないブランド。ビーガン処方でありながら、スタイルに高いパフォーマンスをもたらすことから、“ヘア業界のロールスロイス”と呼ばれるほどです。ブランドのフィロソフィーは、2018年に62歳の若さで亡くなったオリベ氏の死後も支持され続け、世界40カ国以上の高級百貨店やラグジュアリーサロンで展開されています。

日本でこのブランドの製品を購入＆体験できる第一号サロンとして選ばれたのが、東京ミッドタウン六本木の「uka」。今年４月にリニューアルされたばかりのサロンでは、アイテムの購入はもちろん、「オリベ」を使用したヘッドスパメニューや、施術時のシャンプー＆トリートメントとして同ブランドを選択できるなど、ここでしか味わうことのできないエクスペリエンスが用意されています。

この香りを最も楽しむことができるオイルは髪をはじめ、ボディオイルとしても使用可能。スイートアーモンドなどの栄養豊富な成分を配合することで髪に艶やかさを与えます。なお、紫外線からもガードしてくれるので、朝のヘアケアにも最適です。

もうひとつは自宅にいながら、プロフェッショナルにシャンプー＆トリートメントをしてもらったかのような躍動感のあるスタイリングが叶うこと。ライチ、エーデルワイスフラワーなどのリッチなボタニカル成分を含むシャンプーは、髪を素の状態へと戻してくれるような洗い上がりと豊かな泡立ちが魅力。

私が何よりも驚いたのは、弾力と根元からの立体感のある立ち上がり。サロン帰りに感じられるような頭皮の軽やかさやツヤ、指通りなど、あらゆる悩みを瞬時に解決してくれるところも、多種多様な人種が集うNYブランドならではの頼もしさを感じます。

心や肌、そして髪にもストレスを感じやすい毎日。この豊かな香りに包まれながら、いつの日か戻るであろう日常に思いを馳せ、日々を乗り切りたいと思う。