×

<倉田真由美のBeauty Life>コロナ禍のUV対策について考える

〈左から〉シワ改善と美白の両方にアプローチしてくれる"攻めのUVケア"。リンクルホワイト UV プロテクター SPF50+/PA++++(医薬部外品) 50g 3,500円/オルビス(4月23日発売)/エーデルワイス エキスの花から抽出した活性分子が、酸化を防ぎ、守りながら透明感をアップ。スノー UVシールド トーンアップ 50+ SPF50/ PA+++ 30mL 6,300円/パルファン・クリスチャン・ディオール/肌のセルフシールド機能を助け、あらゆる刺激から守るマルチカット処方。ホワイトショット スキンプロテクター DX SPF50+/PA++++(医薬部外品) 45g 6,000円/ポーラ(4月22日発売)(c)Mayumi Kurata

【3月1日 marie claire style】家にいる時間が長くなったのに、シミが濃くなった気がする。リモートワークなら、UVケアをしなくていいですよね? 最近、そんな声をよく耳にします。けれど、UVケアは、家の中にいる日でも毎日行うのが基本。なぜなら、薄いカーテンや窓ガラス越しにも紫外線は、室内に侵入しているからです。

 さらに、ここ最近になり、パソコンやスマートフォンから発せられているブルーライトが、”老化の元凶”といわれる活性酸素を増やすことがわかってきました。シミや色ムラなどのメラニンは、さまざまな刺激・ストレスから守るディフェイス機能の一つ。活性酸素の量が増えれば、それだけ肌のトーンはもちろん、肌本来の機能にも影響が及ぶと考えられているのです。

 特にトピックスだったのが、ポーラ・オルビスグループの研究でした。夜間にブルーライトなどの強い光を見ると、体内時計を調節したり夜の睡眠に関わっているホルモン・メラトニンの分泌が減少。それによって翌日の肌では、タンパク質の一種であるEHFの発現が減り、紫外線への反応性が上がってしまうことが判明したというのです。つまり、夜間の強い光、パソコン以外でも、テレビやコンビニの光などを浴びると、睡眠の質が低下する上、シミや色ムラもできやすくなるというのです。こういった研究結果を踏まえ、今年の新作UVケアは、紫外線に加え、ブルーライトや大気汚染物質、花粉といったさまざまな有害物質から肌を守る効果が強化されています。

 室内にいるのに日焼け止めを塗るのはちょっと、と思う人には、ホワイトニングやリンクルケアなどのエイジング対策をしながらUVカットも行うハイブリッドタイプもおすすめ。朝のスキンケアの一環として使えて一石二鳥です。

 自分を守ることが、他人を守ることにもつながることがわかった今、肌を守ることが、ひいては健康を守り、すべての人々の幸福へとつながるーー。コロナ禍の今だからこそ、UVケアは怠らないようにしたいものです。

■商品概要
・リンクルホワイト UV プロテクター SPF50+/PA++++(医薬部外品) 50g 3,500円/オルビス(4月23日発売)
・スノー UVシールド トーンアップ 50+ SPF50/ PA+++ 30mL 6,300円/パルファン・クリスチャン・ディオール
・ホワイトショット スキンプロテクター DX SPF50+/PA++++(医薬部外品) 45g 6,000円/ポーラ(4月22日発売)

■関連情報
・オルビス 公式HP:https://www.orbis.co.jp
・パルファン・クリスチャン・ディオール 公式HP:https://www.dior.com/ja_jp
・ポーラ 公式HP:https://www.pola.co.jp

※記事内の商品価格はすべて、本体のみ(税抜)の価格です。
(c)marie claire style/photos & text: Mayumi Kurata

リンクを
コピーしました