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“サンタ村”から現地レポート!フィンランド・ロヴァニエミのクリスマス

サンタクロース村でサンタさんと記念撮影!

海外在住のマリクレ読者が現地の情報をお届け。さあ、クリスマスももうすぐ。そこで今回はサンタクロースの故郷・フィンランドのロヴァニエミから町の様子をレポートしてもらいます

サンタクロースとトントゥが見られる!

北極圏の入り口に位置するフィンランドのロヴァニエミ。人口6万人ほどの森に覆われた小さな町ですが、クリスマスが近くなると、ロヴァニエミのサンタクロース村には世界中から観光客が押し寄せます。本物のサンタクロースに会うため、犬ぞりを体験するため、オーロラを見るため。

サンタクロース村には北極線(ARCTIC CIRCLE)と書かれた石柱が立てられていて、頭上には北極圏との境を示すコードが。左にある温度計の表示はマイナス17度!

12月になると3時間程しか日照時間が無く、時には氷点下30度にもなるロヴァニエミですが、さまざまな非日常的な体験ができるとあって、家族やカップルに人気の観光地なのです。

そりを引くトナカイに遭遇することも

毎年12月23日の夜には、サンタクロースが世界各地にプレゼントを届けに出発するのを見送るイベントがあり、大勢の家族連れが集まります。サンタクロースが意気揚々と皆に手を振り、ソリに乗り込み走り去るところが見られるのですが、今年はコロナ禍での混雑を避けるためか、ライブ配信でのイベントに切り替わり、トントゥ(小人)と一緒に出発準備をする様子が見れるようです。

村の郵便局には世界から届いたサンタ宛ての手紙が

サンタ村の郵便局も人気の場所の一つ。北極圏まで来た記念にと、この小さな郵便局から世界各国にハガキが送られるのです。郵便局では真っ赤なトントゥの帽子を被った局員たちがせっせと働いており、まるでおとぎの国に迷い込んだ気分になるのも人気の理由なのかもしれません。

海外在住の読者から届いた情報をお届け! いよいよクリスマスまで秒読みということで、フィンランドのサンタクロースの故郷・ロヴァニエミの様子をレポートしてもらいましょう!
トントゥになっている郵便局員さん。多くの観光客がロヴァニエミを訪れた記念にここから手紙を出すという

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Profile

KANA

大阪府出身。大学院卒業後、家電メーカーにて工業デザインを担当。2017年にフィンランド人の夫と共に、自由な労働環境を求めてドイツへ移住。現在、医療メーカーで工業デザイナーを務めながら、旅行や山登りを楽しむ

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